Reactivated Love 2 #22A | 山風に吹かれた櫻葉へのつぶやき。

山風に吹かれた櫻葉へのつぶやき。

ある時は嵐情報。またある時は櫻葉妄想小説。自由に生きております。
腐寄りにつきノーマルアラシックさまは速やかにご退出くださいませ。

最初お話→Reactivated Love1
前回のお話→#21S

Reactivated Love 2
#22A





翔ちゃんと自由に話せなくなって

1週間と半分経った。




にのは翔ちゃんと何を話したのか

教えてはくれなかった。




でも




「大丈夫ですよ。まぁ見てなさいって。

アナタはアナタらしくしてなさいよ、」




そう言って僕の胸にグーパンチを当てて

犬コロみたいな目でフフフって笑った。




「にの・・・」




僕より低い位置の肩におでこをつけて目を閉じたら


ハンバーグみたいな優しい手で背中を撫でながら




「うん・・・。


いいよ、肩くらいいつだって貸しますよ。」




昔から変わらないその声と

安心するにのの匂いに包まれて



無意識のうちに翔ちゃんを失った心の穴を

にので埋めようとしていた僕は




「・・・肩なら貸すけど

ベッドの相手はしませんよ?」




そう言われてハッとして




「あ、ごめん、そういうつもりじゃ・・・、」




慌てて離れた僕に、

にのは笑った。




「あいバカ!

アナタのベッドの相手は翔やんだけでしょ!

それ以外なら甘えていいんだよってコトですよ!」



「にの・・・、」




にのは


泣きそうになって中途半端になった僕の

笑い顔を見ることはなく



バン、って一回、

背中を叩いて



いつもと同じ猫背を見せながら


楽屋を出て行った。






短くてゴメンナサイ
明日はもうちょい時間あるかな(>_<)