Reactivated Love #49A | 山風に吹かれた櫻葉へのつぶやき。

山風に吹かれた櫻葉へのつぶやき。

ある時は嵐情報。またある時は櫻葉妄想小説。自由に生きております。
腐寄りにつきノーマルアラシックさまは速やかにご退出くださいませ。

最初お話→#1A
前回のお話→#48A




お風呂から上がってリビングに向かうと
電気が点いていて




「お帰り、」




翔ちゃんが部屋から出てきてた。




「ただいま。

・・・しょぉちゃん、お仕事はもういいの?」


「ん、終わったよ、」



『おいで』


っていうように椅子から立ち上がって

座ってたそこに
僕が座るように誘導される。



ストンと座ると

肩に掛けてたタオルで
翔ちゃんが髪を拭いてくれる。



その指遣いが優しくて

瞳(め)を閉じて委ねていたら


ふとその手が止まって
翔ちゃんがふわりとキスをした。




「・・・飲んできた?」


「あ、ごめん、臭かった?」


「フ、いやいいけど。」




また髪を拭き始めた翔ちゃんが
松潤を意識してるなんて知らなかった僕は




「美味しいワインがあるからって
松潤がゴハン作ってくれてさ。

アレいい奥さんになるよなぁ~、くふふ、」




思ったままを口にしてた。




「・・・ドライヤー持ってくるわ、」




翔ちゃんが部屋を出て行っても、

何の疑いもなく
携帯のメールチェックをしていた。



翔ちゃんが戻ってきて、

温風で髪を乾かしてくれる。




「・・・よし、いいよ、」


「ん、ありがと、しょぉちゃん、気持ちよかった♡」




前髪を人差し指で払って

翔ちゃんを振り返るように見上げたら、

また唇がふさがれた。




「ん、」




押し付けられた唇が
次の瞬間に開いて、




「んぅ、」




深く、

入り込まれる。



変な体勢で上を向いてる分、

苦しくて




「ぁ、ふ、」




翔ちゃんの腕に


しがみついた。