(再)Reactivated Love #32S | 山風に吹かれた櫻葉へのつぶやき。

山風に吹かれた櫻葉へのつぶやき。

ある時は嵐情報。またある時は櫻葉妄想小説。自由に生きております。
腐寄りにつきノーマルアラシックさまは速やかにご退出くださいませ。

ご連絡あいばとうございまーす!
限定にするほどの内容ではないと思うのでスペース作戦です←
なんで?ってくらいでしょ?期待した皆さんごめんなさい


最初お話→#1A
前回のお話→#31S




朝起きて、

今日の仕事は午後からだったから

智くんに声を掛けてから一旦家へ帰った。



連絡もせずに戻ると、

雅紀はシャワーを浴びていた。




「・・・ただいま。」




洗面所から声を掛けると




「しょぉちゃん!」




浴室のドアを勢いよく開けて、

雅紀が顔を出して・・・、

全身が、全開で・・・




「お前、前隠せや!」


「くふふっ!いいじゃん、お帰りっ!

ねぇ、しょぉちゃんも入る?」


「入ンねェよ、」


「入ろうよ♡」




・・・まったく・・・、


俺が色々悩んでるのは何なんだと思うくらいに

雅紀はあっけらかんとしていて




「ほらっ!脱 いで 脱 いで?」


「バカ、お前、下が濡れるわ!」


「じゃあしょぉちゃんコッチで脱 ぐ?」




服のまま、浴室に引っ張り込まれて


脱 がされかけて




「いいよ、入ンねェって、」


「入ろ?」


「入ン、・・・ッ、」




抵抗する俺に

濡 れたカラダのまま抱きついてきた雅紀が

唇を塞いできて



それでも抵抗しようとした俺を逃さないようにと

雅紀の脚が

シャワーをオンにした。




「ぅわっ!バカ、」


「キスして?」


「えっ、」


「キスして。」




サァァ、と降り注ぐシャワーの中、

前髪から速い水滴を幾つも落とす。

首筋にはお湯が流れていく。



俺は



導かれるように

唇を重ねたあと



その首筋へと舌 を 這 わせた。



重くなっていく服を雅紀が脱 がし


俺は軽くなった身を

雅紀の肢 体(カラダ)に合わせる・・・



浴室の摺りガラスから差し込む太陽の光の筋に

湯気の細かい水の粒と

雅紀の甘い声と

二人の荒くなる息 遣いが



螺旋を描いて

絡み合って



昇っていった。