Reactivated Love #13A | 山風に吹かれた櫻葉へのつぶやき。

山風に吹かれた櫻葉へのつぶやき。

ある時は嵐情報。またある時は櫻葉妄想小説。自由に生きております。
腐寄りにつきノーマルアラシックさまは速やかにご退出くださいませ。

最初お話→#1A
前回のお話→#12A

#13A




「あぁ、うん、

ホラ、こないだ松潤のやってるシャンプーのCM、やるかもって話、

アレ決まってさ!」


「えっ、マジで?」


「マジで!冗談かと思ってたのにね!くふふっ!

でもさぁ、しょぉちゃんもシャンプーやってるのに、ライバルになっちゃうね?

どぉせならしょぉちゃんと一緒のCMがよかったなぁ~つって!くふふっ!」


「・・・じゃあ、近いうち入るんだ?撮影。」


「えっとね、来週、だったかなぁ?」


「そっか・・・、」




翔ちゃんの横顔がちょっとがっかりしたように見えて




「あっ、でも大きい声じゃ言えないけど、

僕エッセンシャルも使い続けるからね!交代で!くふふっ、」




ライバルって言ったって、

仕事上だもんね。


プライベートでは翔ちゃんがCMしてるシャンプー使っちゃうもん。








いつものスーパーに立ち寄って、

鍋の材料を買って、

マンションに帰る。




「しょぉちゃん、お鍋作ってる間に先シャワー入っちゃっていいよ?」




玄関でありがと、ってスーパーの袋を受け取って

先にキッチンへ向かおうとしたら、




「雅紀、」




うしろから翔ちゃんに抱きしめられた。




「しょぉちゃん・・・?」


「雅紀、好きだよ・・・」




腕に力が入って、

うなじに唇が触れる。




「しょ、ちゃ、」




持っていたスーパーの袋を翔ちゃんが奪って

その場に落とすように置いて



カラダを回すように

肩をグイってされて




「・・・んっ、」




唇を、塞がれた。





#14A