Discostar☆Love F.D.O.Y. 2016-#15 | 山風に吹かれた櫻葉へのつぶやき。

山風に吹かれた櫻葉へのつぶやき。

ある時は嵐情報。またある時は櫻葉妄想小説。自由に生きております。
腐寄りにつきノーマルアラシックさまは速やかにご退出くださいませ。

Discostar☆Love
First Day of the year 2016 #15

最初から #1
前回のお話 #14




「・・・ん、」




深いキスから解放されて

目を開いたら




「雅紀・・・?

雅紀は俺のものでしょ?」




って、翔ちゃんが聞いてきた。




「?・・・うん、そうだよ・・・?」




なんでそんなこと今さら、

そう思った瞬間に

翔ちゃんが左側に顔を埋めて、

首筋にキュゥって甘い刺激が走った。




「んぁ、」




ぁ・・・、吸われてる・・・




「んっ、」




腰が、疼く。



腰が。



疼く。




「・・・ッハァ、

・・・ホントに自覚あんのかよ、」




紅く・・・

痕がついたであろうその部分を



一度離れた翔ちゃんがもう一度近付いて、

太い舌で舐めた。




「んっ・・・、」




翔ちゃん、

ヨユーないって言ってたくせに

なんでこんなにおれのこと焦らすんだろう・・・



早く・・・

一つになりたくて



自由の効かない手の代わりに

膝を折って翔ちゃんの脚の内側に擦り寄せる。




「・・・ハァッ、」




深く息を吐いた翔ちゃんが 手を解いて、

ベッドの奥へと引っ張るから

つま先まで完全にスプリングの上に乗り上げた。



そうこなくっちゃ、って、

思い切り翔ちゃんの背を引き寄せる。



両手で翔ちゃんの顔を包み込んで

右手の親指で唇に触れて、



・・・おれからもキスをしようとしたのに。



右手の上から翔ちゃんの手が重なり

親指に

中指に

手のひらに



キスが落とされて


なんだかはぐらかされた気分になった。



上目遣いで翔ちゃんを見てみると、




「俺のモンならさ・・・」




翔ちゃんがおれに馬乗りになった状態で


シャツのボタンが


外されていく。