Do you wanna funk? #15 | 山風に吹かれた櫻葉へのつぶやき。

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Funk #15



(起きちゃうかな、)




櫻井に目を合わせてから相葉がじゅじゅの手をそっと外す・・・


じゅじゅは無防備に小さな唇を半分開いたままゴロンと反対向きに転がると、

スヤスヤと寝息を立てている・・・




(大丈夫そうだね、)




相葉はニコッと櫻井に向かって微笑むと

じゅじゅのお腹にそっとタオルをかけておでこにキスをした。



ベッドサイドに先に立っていた櫻井が相葉の腕を引きベッドから立たせると、

その勢いでそのまま相葉を抱き締め 唇を塞ぐ。




「んんっ?・・・しょ・・・?」




戸惑いながら相葉が

離れて横を向く櫻井を覗き込むと、

視線を合わせた櫻井が口を尖らせている。




「お前・・・

あんま気安く他のヤツにチューとかすんなや」




相葉にくすぐったいような嬉しいような感情が沸き起こり、

櫻井の首もとにしがみ付くように抱き締めて




「くふふっ、ごめんごめん!

気をつけるねっ?」




チュッ!



櫻井の頬にキスして

クスクスと笑いながら首筋へ顔を埋めた。