And if...2-70 | 山風に吹かれた櫻葉へのつぶやき。

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And if...2-70





暗闇の中・・・


翔ちゃんの口ん中にあったおれの指が自由になるのと同時に

後頭部をガッチリホールドされて、


次の瞬間、噛んでたおれの左手を剥がされて代わりに翔ちゃんの唇で塞がれる・・・




ぅわ・・・、

ヤバい、なにこのキス・・・?!




翔ちゃんに食われちゃうんじゃないかなって思うくらい深く絡められて、





「ンッ・・・、」





コクンと喉が鳴る。


自分のか・・・ 

翔ちゃんのか・・・


分かんないけど、飲み込みきれない唾 液・・・が、


唇の端から溢れ

頬を伝う。




翔ちゃんの手が、おれを布越しに摩るから・・・


翔ちゃんの二の腕に、おれの指が食い込んでいく。




だんだん翔ちゃんに夢中になって、


なんかおればっかりって思うんだけど止めることもできない。



・・・やっと解放された唇の間から細く

静かに息を吐いていたら、


翔ちゃんの厚くて熱い舌が

首の方まで垂れてた唾 液をおれの汗ごと舐 め 上げた。




翔ちゃんの表情はわからないけど、

両掌で翔ちゃんの顔を挟んで、

手探りに唇を探して角度をつけて今度はおれから・・・


また唇を・・・舌・・・を、求めた。