…and after… #4 | 山風に吹かれた櫻葉へのつぶやき。

山風に吹かれた櫻葉へのつぶやき。

ある時は嵐情報。またある時は櫻葉妄想小説。自由に生きております。
腐寄りにつきノーマルアラシックさまは速やかにご退出くださいませ。

始まりのお話→ChainedMoons/PARADOX
前のお話→Side-ASide-S


…and after…  #1  #2  #3




#4





「なんだよ、そういうのは早く言いなさいよ!相バカ!

・・・んとにアンタって人は!」




そう言いながらニノが走り寄って来て引っ張られて、

今度はニノに力いっぱい抱きしめられる。



なんでかわかんないけど・・・

この時、直感的に あ、ニノの方が泣きそう、って感じたんだ・・・



気のせいかな・・・?



ニノって普段、口は悪いけどあったかいんだ。

なんかね、おばあちゃんちのエンガワを思い出す。



・・・ふふ、懐かしいこの感じ。



翔ちゃんとのドキドキとも

松潤とのドキドキとも違って・・・

なんか、安心するっつーか・・・



なんて思いながらツンデレ・ニノの腕に身をゆだねてると、

楽屋では珍しくニノが優しくささやいた。




「翔さん帰るまでアナタさ、うちにいたら良かったのに。

新作ゲーム、やり放題だったんですけど?」




・・・そう! それはね、実はおれも少しそう思ってたの!

翔ちゃんのいない間、ニノとゲームで盛り上がって・・・

わぁ、久しぶりに、そんなのもいいかもっ!



・・・って思ってワクワクしたんだけどね。

・・・翔ちゃんのトクベツ低い声が耳の内側にリフレインする。



『ニノんち泊まったら、殺す!』

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ぅわ、なんか思い出すだけで耳の後ろがゾクゾクしちゃう・・・



なんでか知らないけど

翔ちゃんてばいつも電話の時

キメゼリフみたいにそぉ言うんだよね・・・

まったく・・・フツーに物騒なんだから。

翔ちゃん報道やってんのにさ・・・

ンなのバレたらアウトじゃね?