キミの笑顔があれはもう15年も前お互いまだ打ち解けきれていなかった頃春の爽やかな風の中で俺を追い越しながら肩を軽く叩いて走りながら振り返ったキミの太陽の光を反射したようなその笑顔が大人たちの思惑に抗うように頑なになっていた俺の心を温かく溶かしていったんだ今も鮮明に思い出せるキミのあの笑顔が忘れられなくて思えばあの時から俺の心は キミに傾いて行ったんだたとえそれが報われることのない想いでも