【告白スペシャル】
SA同時進行でお楽しみください。
150回で告白フィニッシュ!と思ったら長くなっちゃって弾かれたよ

今夜は月9初主演お祝いイベント

22:00も更新
→ゴメンドラマ中だね、22:30にする。

→ゴメンドラマ中だね、22:30にする。「俺も初めて来たんだけどね、ココ。」
マサキの後ろ姿へと近付きながら話しかける。
「しょぉくん、友達多そうだから使ってそうなのに・・・くふふっ」
ショウくんの気配を背中に感じるけど、キンチョウして振り向けないまま夜景を見てるフリをする。
ドクン、ドクン、
まだ冷たい春の夜の空気のせいか、ここ数年なかった緊張のせいか・・・
冷たくなった指先にハァッ、とひと息、気合いを入れるように息を吹きかけて、マサキの背後からそっと抱き締める。
「友達多くたって、ここまで連れて来たヤツはいねェの。」
ドクン、ドクン、ドクン、
あぁ~、やべェ。
キスも、手、でだって・・・シてんのに・・・
いい歳して・・・今さら俺なんでこんなに緊張してンだろ。
あんまくっつくと心臓の音が伝わってしまいそうで、意味もなく息を殺してみる。
ドクン、ドクン、ドクン、
後ろからショウくんに抱きしめられて、息が止まりそうにキンチョウMAX。
しかも、ここまで連れてきたやつはいない・・・って、もしかしておれが初めてってこと?
・・・ちょっと嬉しいかも。
ショウくんの顔が見たくて、ゆっくり振り向いてみる。
「しょぉ・・・くん?」
腕の中でマサキが回転して至近距離で向かい合わせになる。
「分かってる・・・?雅紀は、俺にとってトクベツだ、って・・・。」
マサキの頬がサッと赤く染まるのが月明かりで分かった。
ヤバい・・・、月を背負ったショウくんがめちゃめちゃカッコいい・・・
「あのさ・・・、俺、雅紀の将来とか色々考えたら・・・、
俺なんかとじゃなくて・・・
ちゃんと女性とお付き合いして、家庭を築いて、ってェのが一番いいんだろうって思って・・・
雅紀に彼女ができれば・・・
できてしまえば、この気持ちを抑えられるって思ってたんだ。」
マサキの両肘あたりに手を添えたまま、心の葛藤を伝えようと言葉を選ぶ。
マサキが次の言葉を待つように・・・じっと目を見つめてくるから、ついマサキの襟元へと視線をずらす。

これって・・・
もしかして・・・
もしかしなくても・・・
コク・・・ハク・・・だよね?
ぅわ、どうしよう・・・めちゃめちゃ嬉しいんだけど。
ヤバいよ、コレってショウくんもオトコのおれを好きになってくれたってこと・・・なんだよね・・・?
言われるであろう言葉を期待して、胸が高鳴る。
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