父が残した日記は「読んで良い」というだけあって自分の意見は勿論あるが個人を執拗に非難したり汚い言葉を使ったりというのが今のところ無く、文体からすると新聞の社説やコラムのような感じだ。

今読んでいる1990年くらいからは毎日ではないけど2017年だったか?まである。

先日帰った時に母が晩年は短い内容だと言っていたので確認したがそうでもなかった、これを読破するのは1年じゃ到底無理そうだ。

でも内容は「かけがえのない時」「宝石のような日々」という言い回しだと安く感じられて「家族の記録」とでも言うのかな、私が5歳の時のは子育てについて書かれていたり父が両親(私の祖父母に当たるが父と母が結婚する前に両親ともに亡くなっている)に今の幸せな自分を見せてやりたいとか、家庭では全然話さなかった仕事の話だったり読んでいる本の話、母や兄私と話した内容とか、他人が見たらどうでも良いことだけど同じ時間や場所、境遇を共有してきた中で私とは違う視点でそれらをとらえているものでそれが面白い。