まず 先日亡くなられた マクゴナガル先生役の
マギー・スミスさんに哀悼の意を 表します。
『天使にラブソングを…』など 毅然とした役が
最高に 似合う 素晴らしい俳優でした。 ありがとうございました。
売られた喧嘩は 倍返し。 破った校則は 数知れず。
バックに控える校長で 全て不問の 最凶チーム。
そのグリフィンドールの頭 ポッター。
この映画シリーズは 果敢にポッターに立ち向かう
「小悪党の完成形」マルフォイくんの 闘いの記録である!
そのはずなんだが 今のところ マルフォイくんの戦績は
4戦0勝。 おまけに 全て コールド負け。
↑ マルフォイくんには 当たり屋の美学を魅せてもらったよ…。
↑ せめて魔法つかってあげてぇ?
特にひどいのが 3作目。 ヒッポグリフに 切り裂かれ、
穢れた血に ぶん殴られ、 「謎プリ」で また切り裂かれる。
マルフォイくん、「ポッターに関わるたびに
身のデンジャラス感じる」言うてましたわ。(事情通)
しかし、絶対 ロクな目にあわないのに
それでも ポッターに絡んでいく マルフォイくんに
勇気をもらえるのは 僕だけだろうか。
主人公補正なんてもんを超えた 神の力すら感じる
全てポッターの いい方向に行くストーリー。
普通なら いやさ社会なら その流れに身を任せ、なびくのが 一番ラクだろう。
だが マルフォイくんは 何の得もないのに なりふり構わず足掻く。
抗えない力を前に、それでも じたばたする人間の底力。
断言しよう。 「ハリポタ」で 一番 人間臭いのはマルフォイくんだ!
人は 頭で分かっちゃいても 心がどうにもならない時があるのよ。
そんな マルフォイくんは 今作、一体どんな手で ポッターを
ネチネチ攻めるのか? 答えは出た。 チクり魔だ!(実家のような安心感)
ダンブルドアが居ない 今がチャンス! 『不死鳥の騎士団』レビューです!
『ハリーポッターと不死鳥の騎士団』 (2007年)
前作で ついに復活した 『例のあの人』!
世界は ゆっくりと しかし着実に変わっていった!
生き残った男の子 ハリー・ポッターも いよいよティーンに突入。
物語も 後半戦! ダークなシナリオ展開に 君はついていけるか!?
軽くあらすじ!
舞台は イギリス! イキりマグルに囲まれている
生き残った男の子 ハリー・ポッターがそこにいた。
前回、ハリーの宿敵 ヴォルデっちゃんが復活し、
ライバルで親友になったセドリックが 命を落としてまで助けてくれたのだ。
↑ まぁセドリックになら 抱かれてもいい。(素)
マルフォイくんに比べて 明らかに切れ味の無い悪口を言うのは
穢れた血で 豚マグルの ダドリー。
3作ぶりぐらいの まともな登場だが、 そんなハリ×ダドの前に
アズカバン刑務所で 看守してるはずの 吸魂鬼が現れた!
↑ ダドリー、幸せで ぶんぶくりんだから 美味そうに吸ってますね。
↑ ンエクスペクト ンパトローナーッッンム!!
「守護霊呪文」で なんとか撃退したが
マジカルな世界観に 全く免疫のないダドリーは
廃人一歩手前まで 追い込まれましたとさ。
しかし 相変わらず 吸魂鬼のデザインが 素晴らしい…!
↑ なんで?(殺意)
その夜、ポッターに届いたのは 「マグルに魔法を見せたから
魔法学校退学になったんで。そこんとこヨロシク。」という手紙だった。
3作目じゃ、クソババァを 自爆寸前のセルぐらいに膨らませても
お咎めなしだったのに正当防衛で退学って バランスどうなってんだ…。
魔法界は ツッパれば ツッパるほど 評価が上がる
グランドセフトオートな ディストピアなんでしょうか。
ダドリーの父。 これまた糞マグルのバーノン叔父さんに
部屋の中に閉じ込められるポッター。 だが 間髪入れずに 助けが来る。
↑ 待たせたな!
マグルの世界に 平然と現れる吸魂鬼、
有無を言わさぬ ハリーの退学! 一体、魔法界になにが起きたのか!?
そして マルフォイくんは 今頃何を!? 気になることばかりだが
確かなのは さらに ハリポタ世界に飲み込まれるのは間違いない!!
感想です!
↑ 知りたくなかった。(無表情)
子供向けファンタジーは 終わり、
子供たちは 大人に近づいていく!
ここから 「急に どうしたの…?」と震えるくらい
バカスカ 人が死んでいくから びっくりする。(困惑)
↑ ここの ハリーの顔すき。
↑ 「トリニティブラッド」の 薔薇十字騎士団 おもいだしますねぇ!
あっ、ポッターの退学騒ぎは やっぱり校長が 何とかしました。
ダンブルドアが いいっつってんだから いいんじゃね?(鼻ホジ)
さらに ダンブルドアは かつて ヴォルデっちゃんを討伐するために組織した
「不死鳥の騎士団」を 再編成!
メンバーは ウィーズリー夫妻に ルーピン先生、
さらに 無実の罪で アズカバンにいた ポッターの名付け親 シリウス、
そのうえ スネイプ先生まで いるという まさに最強メンバーだ!
まぁ、初見の時は なんで マクゴナガル先生おらんねん…って
静かに キレてたけどね。
↑ ファッジ魔法大臣… 好きなキャラだっただけに残念。
4作目の後、 ポッターは 闇の帝王の復活を知らせようと、
「ほんとに ヴォルデモートいたもん! うそじゃないもん!」と
メイちゃんばりに アピールして見せたが 逆効果だった。
魔法大臣のファッジは 「あー!聞こえない聞こえない!!」と
現実を 直視しない構えだ。 僕とそっくりで 笑顔になっちゃいますよ。
↑ 気づけば コイツの吠えヅラ見たくなってるぐらいの名演。
さらに 魔法省からの刺客として アンブリッジ上級次官を
ホグワーツの教師として赴任させてきた。 ファッジの搦手が 上手すぎる。
目的は 魔法実践授業を 撤廃させ 生徒の魔法=武力を削ぐためだ。
どうやら ダンブルドアが ヴォルデっちゃん復活デマに乗じて
生徒を 軍団にし、 国家転覆を 狙ってると考えてるらしい。
いい妄想力だぁ。(シンパシー)
まぁ あの校長、ポッターへの忖度以外
なに考えてるか分からんしな。(頷きながら)
↑ 僕が 真に必要な時には現れなかったゾ。(恨み節)
だが そこは ホグワーツ屈指の ヤンキー集団グリフィンドール。
テメェの身はテメェで守る。と ダンブルドア軍団なるものを創設。
ポッターの指導の下 実践的な訓練を 積んでいくのだった。
ファッジの予想、「例のあの人はフェイク」以外 当たってきてるやんけ!
↑ セドリックの写真が めっちゃ見てる…。
さらに ポッターの 恋も加速していく。 お前には マルフォイくんがいるだろ。
前回、セドリックの彼女だった チョウちゃんとのイチャコラ問答。
チョウちゃん、キスした途端 涙を流すぐらい セドリックの喪に服していたが
じゃぁ そもそもキスすんなや!と
童貞の頃 画面に向かって説教してた。
てか クリスマスのヤドリギの下じゃ
キス断れないって掟あるのマジ!?
あっ、だから チョウちゃんは キスせざるを得なかったのかぁ。
12月までに ケイト・ブランシェットを ヤドリギの下に
おびき寄せる作戦立てなくちゃ…。(ミッション・インポッシブル)
…じゃけん ちょっと こいつらの 雰囲気ぶち壊してぇから
セドリックの写真貼っときますね~。
↑ セドリックはもう…。
↑ よっ! 待ってますた!!
こんな爛れた学園生活 許されるわけがない…。
学校の 秩序と風紀を守るため あの男が 立ち上った!
アンブリッジ先生の 犬奴隷猟犬になった マルフォイくん。
学校に仇なす 悪の芽は 育ちきる前に 逐一報告すべし。
まぁ、簡単に言うと やってることは チクリ魔だ
「ポッター如き フォフォイのフォイで 見つけてやるぜ!」なんて表情。
行動は 小物なのに この誇りに満ちた顔が たまらねぇ。
↑ このワンシーンに 命を懸けろ!
このシーンが、今作で一番好き。
たとえ少ないシーンでも、いやだからこそ 全力の全力で演じ切る。
「小悪党? 上等じゃん。」という マルフォイくんの気迫が
全編通して バシバシ伝わってくる。
たとえ、最後に観た マルフォイくんの雄姿が
2作目の 蛇だしたとこだけだったとしても
僕は マルフォイくんが 大好きだ!
そして 僕の フォイ活が こんなもんで終わると思うな!(後半へ続く)
総評です!!
↑ ダークスーツの ヴォルやん カッチョ良すぎて好き。
演出、 ハリポタシリーズ最強だと思う。
今作のポッターは ヴォルデっちゃんとお互いに
思考ジャックされてる or してる状態なのだが、
ここらのシーンの ノイズとフラッシュバック演出が 実に僕好みだ。
首の動きで 同期させられてるのが分かるところが 超クール!
一時期 マネしてましたねぇ…(暗黒期)
そして 今作で見逃せないキャラが マルフォイくん除いて2人いる。
まずは 僕も大好き スネイプ先生。
思考ジャックされないように 鍛えてくれるのだが
この ピッコロさんと 悟飯ちゃんのような関係が 最高ですよ。
↑ 君にも その血が 流れてるんや。(肩ポン)
さらに 修行の課程で 見ちゃった ハリパパの
スネイプ先生への 陰湿なイジメの現場。
普通 「お前の父親は 怠け者で傲慢だった。」なんて言われたら
ホントは そんなことないのが 王道なんだけど、
スネイプ先生の 言う通りクズなのが 変化球なのに ストレートという
見たこともない球種で 襲ってくるのだった。
↑ ネビル… (´;ω;`)
そして もう一人が ポッターの同級生 ネビル。
前作では ただの 「エラ昆布」運ぶマンだったのに
今作では 僕の涙腺に エラい拳を叩きこんでくる。
ネビルの両親は 「不死鳥の騎士団」の元メンバーで、
ヴォルやんの部下に 拷問されて 精神が崩壊してしまった。
なんか (幼児化しちゃった両親を ネビルが介護してるんかな。)とか
想像すると すげぇなぁネビル…と泣けてくるのだった。
まだ遠い先だけど 自分の両親の介護への覚悟が湧いてくる次第だ。
↑ いったれネビル!!
↑ 楽しそう。
あと魔法バトルも 今作が一番熱いと思う。
ヴォルやんは アバダケダブラしか使えないってのは ウソでした。
ダンブルドアは 水流を ひょいひょい操ったり、
ヴォルやんも 炎の蛇や 千本桜景厳を使ってくるなど
観てて ド派手な 魔法の応酬で 手に汗握ってしまうだろう。
しかも 2人とも 詠唱破棄である。
これじゃぁいちいち 「スポティファイ!」とか 言って 杖ふってるのが
バカみたいじゃんね。 「アバダケダブラ」も 詠唱破棄できるのか…?
↑ ヴォル(俺様にはナギニがいるから いいんですぅ~)
↑ 効いてるよー。
最後の ヴォルデっちゃんの 「哀れって言う奴が 哀れなんですぅ~。
だから お前は 弱いんですぅ~(涙声)」的な 捨て台詞は 必見だ。
ぜひ 今作を観て 他校が攻めてくるのを迎え撃つ
グリフィンドールのマジカル鈴蘭高校を 堪能してほしい。
本日は ここまで! お時間いただきありがとうございました!
↑ 「this man」かな?
今回は 「今日のMILF」中止で
「今日のマルフォイ」いくぞオラァ!!
正直、今作が 最後の 小悪党でいられた
マルフォイくん映画なのかもしれない。
次回作からの マルフォイくんの
「ふえぇ… イキってたら ガチでヤバい奴に
目 つけられちゃったよぉ…」という 後戻りできない感。
やっぱり 命の危険感じながらも ポッターや
穢れた血を おちょくってた時が 一番生き生きしてたんやなって。
↑ お前は たかが ロン・リーチ一発・ウィーズリーだろうが。
やれやれ…。 たかが マルフォイ。
されどマルフォイという言葉を知らないらしい。
てめぇ、表でロン!!(怒号)
いやぁ、大人になるごとに ダンブルドアと
ついでに ロンが嫌いになっていきますね。
「きみ、ホントに ハーマイオニぃ~?」ってセリフ聞くと
脳の血管が ビクンと 波打つのを感じる。
あ~もうキレた。 ついに次回作から 皆のマルフォイくんが
ホグワーツを グチャグチャにしてやるから
楽しみにしとけよ!?(走って逃げながら)
↑ 正直 当時 興奮した。
えー? 優しくお願いしますよぉ?(ボールギャグを咥えながら)