長江河口部、色ははっきりしないが、水色はO1、灰色はC,N,D other Oと書かれている。まったくチャイナとは違う。長江河口部はチャイナではないという証拠だ。O1がO1b2を含むのなら、かなり古いデータと言うことになる。一方で、灰色がDなら縄文人の移民以降のデータになる。古人骨の分析なら時代の混在は当然である。満州から河北はNばっかり。中原には既に漢族の先祖が居たらしい。その南は長江河口と同じ灰色になっている。しかし同じタイプとは言えない。O2aはO1b2のことなら、雲南付近に居たことが分かる。
なかなか興味深いデータである。長江河口は確かにチャイナとは一線を画している。中原とは違う文化圏だった。