あえて、O1a1・O1b1・O1b2系は省きます。
O2系はどんな人たちが渡来したのでしょうか。
かなり大きな集団はO2a1b1・O2a2b1a1・O2a2b1a2の三つあります。今では全て漢族とされています。しかし漢族の歴史を見るとO2a1b1a1a1a1a1a以降ぐらいでようやく漢族と自覚したと考えられます。日本に来たO2a1b系はほぼ全て、それ以前に分岐した傍系に過ぎず、漢族と言うのは無理があります。後の者は漢族ではなく、チベットやカザフと縁の強いタイプです。とにかくなんちゃら漢族と言われている系統が、日本の人口の18%くらいとみて良いと思います。
O2でも漢族系とは早く分かれた種が少数ですが来ています。O2a2a1a2・O2a2a2a1a1・O2a2b2a・O2b等です。彼等はCHN系ではなく古インドシナ系と思われます。O2と言ってもCHN系ではありません。M7・MF1811・AMO1856・A16440・AMO1756・MF14654など。彼等の渡来は、D1a2a1a2b1a等とほぼ一緒かもしれません。但し一部はという限定で。
このデータはチャイナの研究者からの引用です。