先月、いつもの骨董屋さんご夫婦にお手伝いいただき、無事屋根裏の物を全部下ろす事が出来ました。

暑い中、3回も来てくださって本当に感謝です。


【片付け前の屋根裏】



【片付け後の屋根裏】





住み始めた当時、両親はちょうど今の私くらいの年齢だったはず。


「よくこれだけの物を上げたなぁ」と驚きです。


しかも、書家である父は

「筆より重い物は持たない」と言うような人で、

恐らくほとんど母が上げたんだろうなと思うと何だかとても切なくなります。


母は50代後半から股関節を痛めて、晩年は腰痛もあり外に出るのが辛そうでした。


きっと、こうした力仕事が身体の負担になったのかなと思うと複雑な気持ちに。


そして、今度は娘である私が結局、処分する・・・


今回、私は肩を痛めてしまい、普段の生活がしんどく感じられるように。

整骨院に通って、だいぶマシにはなりましたが、

『無理は禁物』と自分に言い聞かせています。


施設に入る父は、口だけはしっかりと出してきます。

動くのは、私です。


長い間、『先生』と呼ばれてきて、特に家族には指示を出しても指示されるのは大嫌いな父。


扱いにくいのも難点で。


100年時代と言うけれど、

余力がある60代のうちに

子供と先々の事をきちんと話し合い、備えておくと、親も子も、安心ではないかと思います。

80代、90代の思考や判断力はどうしても違ってくると思います。