製造製作に関わって、これなら売れると思って作って製品がなかなか販売までにつながらない。
それは作り手の自己満足であって、買い手の事を全く無視しているからに他ならない。

買い手は作り手のものに反応はしない。
ほしいものでもなければ、仕事を楽にするものでもなければ、全く自分には関係ないものだとして反応は限りなく薄いからだ。

それならば売れるであろうマーケットを先に見つけ出し、買い手の潜在意識に働きかけて、問題解決したり、簡単にしたりして商品の提供をすれば、「欲しい!!」と思う心の方が強いので値段を無視して買ってしまうだろう。

作り手のいう「良い物」は誰の基準なのか?
作り手の我が儘な基準だ。

モノ作りに関わっているのなら「良い物を作れば誰かが見てくれる」を卒業しないといつまでもどん底で這いずり回り、稼げないままで首が回らず市場から消えていく。

 イラストレーターは受注産業なので必ず発注者がおり、我々はその注文を受けて商品としてのイラストを納品するのは職人と同じです。
 いい絵を描いたと思っても判断するのはイラスト発注者なので、商品を引き立たせるアイキャッチとしてイラストはあるのでイラストレーターが芸術根性を出すと使い物にならないので仕事は無くなります。
 
 今回誘った方が何かの拍子で絵本の仕事や月刊連載の仕事が来るかも知れません。
 その時には腹をくくって仕事を受ける度胸だけは持っておいて下さい。

 ここで、自分の出来るハードルを勝手にさげて、注文を断らないようにして下さい。 
 これをすると絵は下手なのに雑誌に作品が載っている人達に完全に負けます。

 仕事の経験値は確かに必要かも知れませんが、最後は絵柄にほれてこの人の絵柄で仕事をしたいと思うからクライアントは発注してくるの で、あまり過去は気にしていません。過去はあくまで判断材料に過ぎませんから。
 
 自分が座るべき位置に自分よりも若くて下手くそな作品が掲載されて、自分がそれを見る事になった時にはもう遅いのです。
 駆け出しのときは仕事の注文は度胸と数でこなしていけば大丈夫です。