緊急事態宣言が解除になって7月に入り、SNSにも絵描きの個展やグループ展の告知案内が目立つようになった。

(それでも東京は日に100人前後の罹患者は出ている状態)

 

まだ、完全な武漢ウィルス(通称コロナウィルス)の終息はま全く見えていないにもかかわらず、とにかく会場に来て欲しいから作品展示の写真がSNS上でてんこ盛りだ。

 

正直な話、作品の展示写真や来客写真など感染状況を考えると時宜に合わないものが多すぎて、SNSで撒き散らされた映像を見ていても、どれだけ主催者は恐れを知らないのかと感じてしまう。

 

本当なら、

 ・入り口に消毒液の完備、体温計の常備してあります。

 ・過去2週間のあいだに発熱があるお客様はお断りします。

 ・検温して37度以上の方は入室お断り。

 ・ギャラリー内は2人人組まで。最大10人以上の入室は入り口でお待ち頂くことになります。

 ・個人マスクの着用のお願い。

 ・展示会が終わり、2週間以内に罹患した場合はお知らせください。 

 

この文言を書いてあれば幾分かは安心できるのに、主催者は自分の作品の搬入で頭がテンパっているのか、来てくださる方の安全(自分の身の安全も含めて)の配慮を考えていないように感じる。

 

 

3月、4月に個展、グループ展をやります。とDM案内をいただいたけれど武漢ウィルス(通称コロナウィルス)の為に開期の1週間前にSNS上で個展、グループ展の中止の告知案件がいくつかあった。

 

誰もがネットをしているわけじゃないのだから、DMをもらって楽しみにして中止を知らない人もいるわけで、会場に行って初めて中止の看板を見た時、その脱力感は半端ないだろう。

 

中止が決まったら速攻追加で中止案内のD Mは出しておくべきだった。そうすれば、武漢ウィルス(通称コロナウィルス)が収まり、改めてDMをもらった方は間違いなく会場に来てくれる。

 

なんというか、手間を省いた為に見込み客を見殺しにしちゃっているなーと。

 

 

写真は6月上旬に東京交通会館の2Fギャラリーで催した自分の個展の入り口の様子。

この写真のおかげで来てくださったお客様も多い。ありがたし。

 

ちなみに、個展の終了から2週間後、来場者や自分も含めて発熱を覚える罹患者は出ないでほっとしている。