川口春奈さん主演のドラマ

silent

評判が良いというネットニュースを

よく見かける。

僕も観ています。

障害を題材にしているものは

出来る限り観るようにはしています。



3回目のラストはちょっと泣いてしまいました。



初回かな?

初めから無いのと

あったものが無くなるのは

違う感覚だと思うので


風間俊介さんの言ったこのセリフ。


このセリフの重みがどれだけ視聴者の方に

健常者の方に伝わっているのか


中途障害と先天性の障害の

どちらの方がみたいな事は言いません。

比べるようなものでは無いですから。


そして僕は中途障害者なので

先天性の障害者の方の気持ちを

わかったように語るつもりもありません。




ただほんとこのセリフ。

このセリフが割と中途障害者の全てを

表していると思います。




「中途障害」とGoogleとかで調べて見て下さい。

多分「受け入れられない」とか

「障害受容」とか

真っ先に出てくると思います。


障害者になるという事を受け入れる事が

どれだけ難しい事なのか…


そして今回は障害者となってしまった

本人だけでなく、

その周りの人達もそれを受け入れる事が

難しいという事を描いていました。


このドラマは割と丁寧に障害者の

心情を描いているんじゃないかなと

感じながら観ています。



ドラマ『silent

これを観た方が少しでも障害者という人の事を

理解してもらえるきっかけに

考えるきっかけに

なってくれるとありがたいなぁと思います。


中途障害者は障害の受容が難しく

心を病んでしまったり

命を経ってしまう人もいる。


これは僕が入院をしていた時に

担当の先生に言われた言葉



誰だってなりたくて障害者になった訳ではないんです。



それでも多くの障害者の方は

負い目を感じている。

周りの人たちに迷惑をかけてしまっている

と感じている。


そして

そんな人に心無い言葉を向ける人もいる…



ドラマの中の想(目黒蓮さん)のように

急に自分が障害者側になるという事は

あり得る事なんです。


これは現実に全然あり得る事なんだって。

自分には関係のないどこか遠い

別の世界の話ではないんだ。と思ってほしい。


自分ではないかもしれない。

だけど大切な誰かが

急に事故や病気で障害者になってしまう

という事が普通にあり得る事なんだって。

決して他人事なんかじゃ無いんだって。

そういう事を考えるきっかけに

こういうドラマがなってくれると良いなぁ

と思います。


このままこのドラマが丁寧に

涙や感動の押し売りにはならないように

最後まで丁寧に創られると良いなぁ。