年齢を重ねるにつれ
”晴れ着”としてではなく、普段に着物を着たいと思うようになってきました。
とはいっても、着付けは学生の時3ヶ月程習いに行っただけ。
浴衣くらいなら着られましたが、後はす~っかり忘れています。
着付けの本を見れば、内容は理解できると思う・・・・程度。
ちょっと出かける時に着物を着たいなぁ、とは思うものの
一人で着られるようになる!という意気込みも無く、数年が過ぎていきました。
そうしている間に、ともに小柄な、
大正生まれの祖母や、明治生まれの義祖母などの着物・帯を譲り受けました。
それぞれの寸法に合わせて、仕立ててあるものなので、
今の標準サイズの方だと、どうしても裄(ゆき)=袖の長さが足りません。
同じく小柄な私だからこそ、どこも寸法直しすることなく、すぐに着られます。
箪笥のこやしとなっていた着物を、時々取り出して、手にとっているうちに、
やっぱりこれを着たい!という思いが強くなってきました。
~ まだ続く ~