今日は朝からダルミがやってきた。


やぁ、ダルミ、とわたしはダルミに話しかける。


するとダルミはニコリと微笑む。







時々、わたしのもとへとやってくるダルミ。


雨の日にくることが多くて、あとは急に寒くなった日とか。


急にやってくるものだから昔は戸惑っていたこともあったけど、

今はやぁ、ダルミと、ダルミに話しかけて、一緒に過ごすことができるようになった。







このダルミ。


誰のことかというと、わたしの体の感覚のこと。


雨のせいなのか、今日は朝、目が覚めた瞬間、体がだるかったのです。


だるかったとうことは今はもうそのだるさはなくて、

ダルミもいつのまにかどこかへといなくなっていました。


またね、ダルミ。

またきたら、一緒に遊ぼうね。






いつかのあの人が言っていた。


だるいなら、だるいままでと。


その時のわたしは、そのだるさをなんとかしようと抗っていたし、だるさを嫌っていたけれど、今ならわかる。


だるいならだるいままで、いいじゃない。

だってだるいんだもの。


体はわたしの敵ではないし、むしろ味方という言葉以上にわたしのためにいつも働いてくれている。


体はわたしにとって間違いなく愛しき人なのである。


だから、だるいならだるいままで。


今できることをやればいいし、

やりたいことがあるなら、それをだるいままやればいい。

体とともにね。









にっこりあめ


sasha ♡