頑固さと意志の強さの違い 

個人的なことで、やっと、いやきっと会計士の繁忙期が終わったこの頃。同じ会社でも色々と引っ越しが重なって、毎年のように違うオフィスで違うチームメンバーと繁忙期を過ごしてきました。


今回は初めて子供もいての繁忙期だったので、両立に苦しんだり、なんだかんだ出産後の女性ホルモンの変化で疲れやすくなったり体力が落ちたなと思ったりすることも多々あり、いわゆるバーンアウトも初めて経験しました。辛くなるとGoogleサーチをかけて自分の心を癒したりするのですが、今年一番検索をかけたワードは“出産後 仕事 辛い”とか“共働き 会計 きつい”とかでした笑 バーンアウトすると、パソコンの前に座る気力せなくなり、ベットから起き上がれなくなりました。恐ろしい。そういう時は思いっきり休むことも必要だと学んだ数ヶ月でした。ネットをみて色々検索をしても自分の意見と合致するものしか受け入れないこともあり、一種の防衛本能かもしれません。Confirmation biasってやつですね。


そんな繁忙期、忙しいからこそそれぞれの人の本性がでます。会計の繁忙期に関わらず、一般的に普段余裕がある時はいい人でも、窮地に立たされた時や忙しい時に人の本性ってでるなあと思います。逆に言えば、いかなる状況下でも、またはそんな状況にいる時に“いい人”なひとは本当にいい人なんだと。私は繁忙期中、自分自身が頑固で一度シャットダウンしたらもう心を開けない、0か100の戦闘モード(防衛本能?)になっていました。しかし、意志の強さと頑固さは違うなと気づきました。心を閉ざすのではなく、自分の意思を曲げることもなく、柔軟に、でも八方美人になることなく生きていきたいです。その過程で失敗することは良くて、人さえ傷つけずに不快にさせなければいいと思うのです。


まだまだ時間がかかりそうです。気づくという一歩は踏み出したので次は意識してなりたい自分を見つけたいなと思うこの頃です。