3月8日は国際女性デー

最近ニュースなどを読んでいると”International Women's Day”=国際女性デーの話題で盛り上がっています。これは国連が定めた記念日で、女性の政治や社会進出などの平等について考え、みんなが住みやすい社会にしていこうという願いが込められています照れ

ということで、会計と女性について考えてみることにしました。以前Gender GapとUSCPAの試験について書きましたが、今回は実際の仕事ではどうなのか自分の経験から書いてみますグッ

 

 Big4に入社して

大学院卒業後はシカゴのBig4会計事務所に入社しました。アメリカの会社文化ということもあり、女性だからとかアジア人だからと何か壁を感じることはありませんでした。また、アメリカの多くの会社では女性の社会進出をはじめ、DEI(Diversity, Equitym and Inclusion)の活動をしているところが多いです。そのため、DEIを理解している人が多くいると思ったのが印象です。


会計の仕事に限らず、結婚をして家庭をもつとどうしても家庭と仕事とプライベートの生活(趣味など)の両立が難しくなりますよね。特に会計業は繁忙期となると12時間以上働くこともあるので、両立がさらに難しくなるのです。その分夏や秋などは仕事の量が減ることが多いので一年で考えるとバランスがとれています。


女性の先輩で子供がいる人は、朝早くから働いて、子供を迎えに行って寝かしつけたら仕事に戻るというスケジュールをこなしている人がいました。スタッフで入社したばかりですべてが新鮮でみんなより時間がかかるっていう状況にいたので、そういう先輩はすごいなと関心していました。


日本でも同じ問題があると思いますが、アメリカだとデイケアがとても高く、一か月の給料がほぼデイケアにとんでいくっていう場合もあるそうですガーン

 日本のBig4で働いて

日本は労働基準法が浸透していて、私が日本で働いているときはUSCPA勉強と両立ができました。そもそも日本の公認会計士試験を受ける人、合格する人が女性<男性の方が多いので必然的に職場には男性が多かったです。アメリカではほぼ半々くらいの印象でしたが、環境は大きく違いました。


リクルートの時に男女でどうこうっていうのはない印象ですが、ただ公認会計士の比率的に女性が少ない職場環境になっているのかもしれません。


日本の会社で働いていた時はコロナの影響があり、リモートワークが多く、リモートワークをきっかけに今までやっていなかった家事をしてみたり、家族との時間がとれたり、通勤の時間が無くなってその分時間を有効に使えたりという声が多かったです。また、フレキシブルワークタイム制度を使っていた同僚は一日の就労時間を短くして働いていました(給料はその分減りますが)。


 仕事とプライベートの両立

これまで働いてきて、会計業界は実力主義なので男女かかわらずできる人が上に上がるというシステムになっていると思います。差別されたという経験も個人的にないです。今後様々なライフイベントを通し、またいろんな役職を経験する中で感じたことをまた投稿しようと思いますニコニコ