もうすぐロサンゼルスキャリアフォーラム
これまでは秋に開催されていたロサンゼルスキャリアフォーラムが、2023年は春に行われるそう。4/22(土)と4/23(日)の2日間。この時期は大学ではファイナルの試験勉強やレポートの期限が近くなるとき。ロサンゼルスキャリアフォーラムには日米の会計事務所(ビック4含む)が多く来ていて会計系の仕事に就くのが夢の人にはおすすめ。
私は大学のときにCFNのボスキャリのウェブサイト知って、そのサイトでビック4の会計事務所を全て受けた。ネブラスカ州の大学に通っていたため、日系の企業もあまりなく、現地の企業に就職しようとしてもビザの関係で面接がだめだったりした。なのCFNのサイトにはお世話になった。
CFNのウェブサイト:Link

ボスキャリはボストンにて毎年秋(ボスキャリが最大級。東京やロンドン、ロサンゼルスなどでも年に一回ずつ開催。)にあるが、私の場合は夏休みの7月から8月にCFNのウェブサイトからオンラインでアプリケーションやResumeを事前に提出して、ボスキャリの前(ほとんど9月)に連絡を会社から直接電話やメールでいただいた。その後一番入りたかった会社にて直接面接をした。なのでボスキャリ前に就職が決定した。ロサンゼルスキャリアフォーラムには採用してくださったBig4の方が行くとのことで、会社のことをより知るために行った。
ネブラスカ州からロサンゼルスまで飛行機で飛び、空港からPasadenaにあるモーテルまで電車で向かった。CFNのウェブサイト上にトラベルスカラシップという制度があり、住んでいるところから会場の距離によって交通費を支給してくれるのでぜひチェックをしてみてほしい。
私が行った2018年のロサンゼルスキャリアフォーラムはそこまで混雑しておらず、色々な会社の方とブースでお話ができた。就職希望の会社には、事前にCFNのウェブサイトで応募してキャリアフォーラム当日に別室またはブースで面接をするという流れ。通常面接が数回あるのが普通だが、このキャリアフォーラムの場合は少ない企業は面接数回で結果がでて、その結果も1週間以内にはくる(英語のスキルチェックやマネージャー、パートナーとの面接など)。就活生にとってはとてもありがたい。また、多くの企業がキャリアフォーラムの夜にディナーパーティーをホストしていて、参加すると会社の雰囲気やほかの就活生の雰囲気もよく分かる。
女性の服装:ボスキャリに行った先輩は服装は日本の就活のようにしっかりスーツを着てという感じだったらしい。ロサンゼルスキャリアフォーラムにはがっつりスーツの就活生(日本のスーツ)ばかりではなく、アメリカでいうオフィスカジュアルの人もいて堅苦しすぎない雰囲気だった。
Big4との面接。ちなみに、Big4との面接を会社先でしたときは(事前に1時間ほどの電話面接あり)、下はスーツパンツで上はオフィスカジュアル、鞄はリュックで2センチくらいのヒールで向かった。スケジュールは以下のよう:
- 待合室でシニアマネージャーとシニアスタッフの方々と面接の準備及び雑談(コーヒーとドーナツも用意してくださった)(日本語)
- パートナー2人と面接(英語)
- 駐在の方とシニアスタッフの方とランチ(日本語)
- オフィスツアー
面接後、空港で待っている間にHRの方から電話で合格通知をもらった。面接ではテクニカルな会計知識やエクセルスキルなどを聞かれるのではなく、こういう状況の時あなたならどうする?だったり大学生活(授業以外の学生のクラブ活動、アルバイト、インターンシップ、趣味など)についての質問が多かった。これは、いくら大学で会計を勉強していても、同じチームで働く人の人間性だったり、プレッシャーの中でもやっていけるかだったりという面を知りたいということだと思う。どんな面接にも使えるワンポイントアドバイスは以下の通り(当たり前だと思うけれど、意外とやっている人は多くない):
- 会社側への質問はたくさん用意しておく(私は20個は用意していた。実際に聞く数は、時間と相談して5、6問。)
- ノートにメモを取る(超重要!!)
- 自分が大学生活でやってきたことをResumeと照らし合わせながら頭の中で箇条書きでまとめておく(いくつも引き出しを準備しておき、どんな質問がきても対応できるようにする。丸暗記は×。)
- 緊張していても緊張していないふりをして、堂々とふるまう(面接官としては、この人をクライアント先に一人で送り込めるかと判断する。緊張しすぎて声が小さかったりおどおどしていると不安にさせてしまう。)
- 面接官とのお話や一連の会社との連絡を通して、本当にここで働きたいか、自分はフィットしているかも判断する。就活をしているときはどうしても雇ってほしいという気持ちが強くなって、はいれたらどこでもいいと思ってしまうかもしれない。でも就活生にも選ぶ権利はあるから、自分が本当に入りたいと思う会社出ないと結局続かない。
Good luck!
