今日はアカデミー賞の発表でした。

まさかの作品賞発表間違いで

「ラ・ラ・ランド」ではなく「ムーンライト」

が選ばれました。驚

そんな中「ラ・ラ・ランド」と並んで

号泣した素晴らしい映画が

「Lion/ライオン〜25年目のただいま」

こちらは実話を映画化したもの。

インドで迷子になった少年が

オーストラリアで養子として引き取られ

なんと25年後グーグルアースを使って

5年かけて自分の故郷を見つけて

母親と再会するという、小説だとすると

やりすぎだと思われそうな(笑)とんでもない奇跡の話。

主人公サルーは5歳の時にインドで迷子になり

誤って電車に乗って数日旅をしてしまい

戻れなくなる。

命からがら施設にたどり着いたサルー

が引き取られた家庭は

もう一人の養子との2人兄弟。

そこでオーストラリア人夫婦に愛情たっぷりに育てられる。

そしてある日友人にグーグルアースがあるよと

教わり(当時公開されたばかりだった)

子供の頃の記憶を頼りにインドの地図を

寝る間も惜しんで5年に渡って探しついに

故郷を発見する。

ついに生き別れた本当の母に会える!

でも今まで実の子供と同じように育ててくれた育ての母、

彼女のことを思うと複雑な思いも湧き上がる。

そんな彼の葛藤をも追う、

故郷を探す旅であり、人生の意味を探す旅の物語。

僕自身小学校4年生の時にドイツから日本に移住したのですが、

両親の離婚で日本に来ることになったので

子供の時はもう2度とドイツには戻れないと感じ

インターネットがない時代だったので、

全ての友人を失う喪失感に襲われ

それまでの人生を全てなかったことになったかのような

気持ちになりました。

主人公サルーの本当の気持ちを知ることは

到底無理ですが、

彼と旅を共にするうちに涙が溢れてきてしまいました。

幸せとは何か?家族とはなんなのか?

終わった後も考えられずにはいられない名作です。

そしてタイトルの「ライオン」、

その意味を知った時にガツンとやられるはずです!

4/7公開です


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