昨日のツール・ド・フランスで起きた

フルーム、モレマ、ポートの落車事故

お客さんが多すぎて道をふさぎ

白バイが先導していても通れず

減速したところで、

後ろに続いていたカメラバイクが急減速して

そのすぐ後ろを走っていた

リッチーポート、フルーム、モレマが追突して落車

結果的にはフルームとポートはモレマと同タイム扱いで

救済されました。

実は後ろではイエーツと一緒に走っていた

キンタナとバルベルデも救済されています。

(おそらくフルームたちの落車の煽りをくらってイエーツは上手くすり抜けたのにキンタナ達は止まらざるをえなかったのでしょう)

この落車で大きな怪我に繋がらなくて本当によかった

選手だけでなく観客もカメラバイクの人も。

そして落とし所が難しい救済措置を決めた審判団の判断が良かった。

運営の問題は大きく残りました

観客のマナーも残念…

気持ちはわかる部分はあるんです

だって人によっては数日から1週間あの場所で待って

選手が来るのを待って、やっと来たら

お酒も入ってついつい調子乗って盛り上がっちゃうのでしょう。

ラスト1キロと言わず数キロフェンスが必要なのでしょう。

もっと言うと足が出たフェンスの危険性を

グライペルなどスプリンターは訴えてます。

(足が飛び出していないフェンスへの変更)

選手とこんなにも身近なスポーツである

この素晴らしい大会の良さを尊重しながらも

拡大する大会の規模をASOは認識すべきですね。

レースと関係ない事故や落車が起きても

結果、誰も喜ばないのだから…

今日の第13ステージ個人タイムトライアル

実況を担当しますが

最高の選手によるフェアな最高の戦いになることを願って

その世界トップの争いを

一生懸命お伝えしたいと思います。