2011年10月23日
日本とドイツの通商150周年を祝って
ドイツ大使館と隣の有栖川公園で
ドイツフェスティバル 絆をつなごう、ドイツと日本
Deutschlandfest an der Seite Japans
が行われ、司会を務めさせていただきました
日独の通商がなければ日本とドイツの両親を持つ僕が生まれることはなかったわけで、
とても感慨深い日となりました
前日の雨でどのくらいの方に来ていただけるか心配でしたが
始まってみるとスタートから公園は超満員!
なんと1日で2万人がドイツフェスティバルに訪れたそうです!凄い!
会場内のブースと、舞台上では様々なパフォーマンスが行われました!
こちらはドイツとの交流のある高校生3校と早稲田大学の混成チームによるダンス パシェダ
ドイツからはHistorische Tänze
歴史的ダンスの名のとおり、時代を超えたダンスを踊りました
こちらはドイツの黄金時代と言われた1920年代の踊り。
衣装が派手なのも栄華を極めた時代だからこそ
こちらはもっとさかのぼって1900年代
もっと衣装がコンサバで、踊りもおとなしい印象でした。
踊りで時代の空気が伝わってくるなんてすごいですよね!
そしてこの日に舞台上で結婚式が執り行なわれました
ドイツ人の新郎と日本人の新婦による日独友好の証に会場が一体となって祝福しました!
スペシャルゲストとしてAKB48も登場!
高橋みなみさん、仁藤萌乃さん、藤江れいなさんの3人がドイツを応援してくれて嬉しいです!
そしてイベントのハイライト・・・
東京横浜独逸学園の子供たちが合唱する中
ドイツのヴルフ大統領と皇太子殿下が登壇
150周年のオフィシャルセレモニーが始まりました
子供たちによる日本とドイツ両国の国歌斉唱に続いて
シュタンツェル駐日ドイツ大使のドイツ語と流暢な日本語による通訳なし(!)の挨拶
ドイツのヴルフ大統領のドイツと日本の関係の深さを語った心温まるスピーチ
今回の訪日が、他国を訪れることなく6日間の日本のみの旅であることを語り、
ドイツにとって日本がいかに大事な国か披露してくださいました
公務で忙しいドイツ大統領が1国だけに6日も時間を割くというのは異例です
皇太子殿下による日本国民の気持ちを代弁してくださった言葉
震災でのドイツからの支援への感謝
日本とドイツの友好がこれまでいかに素晴らしい繋がりを築いてきたかをお話になりました。
歴史といえば・・・
会場内には世界最初のガソリン車ベンツ・パテントのレプリカが展示されました
1886年の車で最高時速は16km!
フェスティバルの後半はテンションも上げてコンサートモード!
日独3組のアーティストによる音楽の祭典!
トップバッターは日本から
SHANADOO
ドイツでデビューして日本語で歌い大ヒット!
ヒットチャートでも15に入り、逆輸入のかたちで日本でもデビューしている
まさに日独交流にふさわしいユニット!
その後ドイツからは2組
まずはネオ・シンガーソングライターと評されるGisbert zu Knyphausenのメランコリックなサウンド
そしてトリを務めたのはサマーソニック出演の経験もあるドイツのロックバンドBlackmail
会場で時間いっぱいまでロックサウンドを轟かせて長かった一日のイベントを派手に締めてくれました!
150年前に日本とプロイセンの通商条約で始まった2国の関係
様々な時代の波のなか先人たちの努力と友情があって今日の僕らは150周年を迎えることができて
僕は平和な幸せな環境に身を置くことができています
当たり前のように幸せに迎えることができたこの日のありがたさに
ドイツフェスティバルの盛り上がりの中感謝をしました
ドイツと日本の2つの文化背景をもって生まれることができて本当によかった!
これからもドイツと日本の距離を微力ながら自分なりにちょっとでも近づけられるように
努力を続けていきたいと思います!
これからもドイツを宜しくお願いいたします!
Sascha