先日義母が入居している施設に冬物の衣服を届けに行きました。

なんだかんだ忙しく、時間が取れた時に急いで持って行ったので

面会はかないませんでしたが、担当の職員さんと少しお話することが出来ました。

義母は元々感情が表に出ない人なので

職員さんが色々楽しめるようにと工夫して下さっても特に楽しそうではなく

何が好きで何が嫌いかが分からないそうで

「何か趣味はありますか?」と聞かれました。

 

義母は以前はパッチワークやちぎり絵などをしていたのですが

何より一番興味があったのが「健康」だったんです。

なので体に悪いと思ったことは絶対にしない人でした。

パッチワークやちぎり絵も、こんな事をしていたら目が悪くなると言って

やめてしまいました。

それ以後はほとんど一日中、テレビを見るだけの生活だったように思います。

もしパッチワークやちぎり絵を続けていたら

目は悪くなったかもしれないけれど認知症にはならなかったかもしれないし

(なったかもしれないけど)

それに何より好きな事をする時間ってとても楽しくて

同じ一日を過ごすにしても有意義に過ごせたのではって思います。

義母と2歳しか違わない友達のお義母さんは(からくりカレンダーを作った方です)

今も絵手紙という趣味があるおかげで毎日が楽しいとハガキに書いておられますが

趣味は何気ない一日を豊かにしてくれる、とても大事な物だなあと思います。

 

話を戻しますが

そんな義母ですが絵手紙が届くと喜ぶんだそうで

それには私、ビックリしました。

家でいくら私が絵手紙をかいていても全く興味なかったですから。

なので絵が好きなのかと思って塗り絵をしてもらっても

綺麗に塗るけど楽しそうではない・・・と。

元々本当にそういう人なのであまり気にしないで下さいと伝えましたが

若い男の職員さん、色々一生懸命考えて下さって有難いです。

でも絵手紙を喜ぶならこれからはもっと頻繁に出そうって思いました。(^O^)

 

 

絵手紙は彼岸花 

 

彼岸花、今の時期しか咲かない花なので

今日の教室でも9人中7人が描かれるほど人気でした。

ポイントは花びらの向きと雄蕊を一気にシュッと書く事かな。

後は雰囲気で彼岸花に見えます・・というアバウトな講師です(;^_^A  

 

 

さっき描いたのを追加(*^_^*)

彼岸花は花が終わってから葉が出るのて花と葉が出会うことがなく

「葉知らず花知らず」とも呼ばれることを思い出したので。