やっぱり
この写真は
載せないとね
この映画
ピクサー史上
最高のコケ方をした。
元々
カーズの一作目は
期待したほど
ヒットしなかった。
日本では２２億円
普通の映画会社なら
十分の成績だったけど、
なんせ
ピクサーだ。
興行成績の桁が違う。
トイストーリー３は１０３億円
なぜ
入らなかったのか？
前に
レース映画は当たらない・・と
書いた。
なぜなら
物語のラストが限られているから
簡単に言えば
勝つか負けるか
作品の雰囲気によって
大体、
わかってしまう。
予告をみれば
どんな流れで勝ち負けするかも
わかってしまう。
あと
ひとつのパターンとして
勝ち負け関係ないストーリーにしてしまう。
しかし
そうすると
別にレース映画にする必要ないじゃん・・となる。
さて
本作はどのパターンか？
もし
その辺を楽しみにしている人は
ここで
バイバイです
本作は
信じられないパターンで
ストーリーが展開する。
レースの勝敗が
どうでもいい・・だけじゃなく
主人公が
レースに出ている
ライトニング・マックィーンが
どうでもいい役になっている。
この映画の主役は
錆びだらけのレッカー車でマックイーンの親友の
メーターなのだ。
つまりは
この映画、レース映画じゃない。
なら
なに映画？
スパイ映画です。
そして
ヒッチコック風でもあり
ルパン３世でもあるのです。
そこまで
ごちゃまぜにしたら
大体は失敗作になるが
これが見事に娯楽として
成り立っているから、恐るべしラセター。
とにかく
レース映画としての勝ち負け物語は
前作でやったし
どうやってもウケないとわかったので
レースは脇に置いといて
スパイ活劇をやろう・・と。
それはもう見事なまでに成功している。
ヒッチコック風の巻き込まれから始まり
全編、もう
息つく暇ない
チェイス、チェイス
一難去ってまた一難
敵味方入れ乱れての
大攻防！！
そして
クライマックスには
ルパン３世のあのエピソードが待っている
記念すべき
第１話 ルパンは燃えているか・・・・?!
あのレースシーンと
アクションの畳み掛けを
思い起させる。
｛峰不二子のこちょこちょはないが・・｝
この映画
実は
大人の娯楽映画である。
だから
ウケなかった
でもそれでも
ラセター監督は満足だろう。
好き勝手作りたいものを
作ったのだから。
後は
キャラグッスと
次回作で
もうければいいのだ。
