310 「x-men ファーストジェネレーション」  007テイストの幻魔大戦 | ササポンのブログ

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映画、音楽、アニメにドラマ
そしてサントラなブログ
ひとを観ていないものを観ます

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もともと
コミック映画は嫌いだ..と
聞かれもしないのに
言ってきた。

理由は簡単だ

映画単体としての
出来が悪い。

それだけだ

その中でも特に興味がないのが
Xman
なのに、今回、この映画を
劇場で見たのは
監督が
マシューボーンだから
あの「キックアス」の
マシューボーンだから



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さらに
僕の信頼するブログや映画評で、
いままで
XMANが
だめな人でも大丈夫という
情報を得たので

しかし
それでも
やはり
期待は薄かった

結果は
やはり
マシューボーン

いま
一番、信頼できる監督



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いま
日本で一番、信頼できる映画評論家
ライムスターの宇田丸さんが
「まるで初期の007のよう」と
評したように
本当に
本家のどこに向かっているのか
よくわからない
いまの007よりも
全然、この映画のほうが
007していて
さらに
娯楽映画として
遥かにおもしろいというのも
皮肉だ

まず
とにかく
悩まないでストレートに
悪い奴がいなくてはいけない

その点では
セバスチャン・ショウという野郎は
最高だ。

なんせ
出だしがナチだ
未来永劫、不変の、悪のアイコン
ナチだ

さらに
演じるのが
ケビンベイコンだ

この男に
くそ野郎をやらせては
いけません

最低なことを
やればやるほど
光り輝いてしまう

ほんと
最高の最低男だ

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さて
それでは
対する
正義の味方は?

ジェームズ・マカヴォイ演じる
チャールズ・エグゼビア 後のプロフェッサーXと

ミヒャエル・ファスベンダ演じる
エリック・レーンシャー後のマグニートーの

仲間でありながら
境遇も性格も違うふたりが
共通の敵に立ち向かう。

この娯楽映画の王道に
燃えないわけにはいかない。

ほんの些細なことで
決裂しそうな関係が
また
恋愛のようで
スリリングなのだ



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昔、「幻魔大戦」という小説、漫画がありました。
出来の悪いアニメ、そして
原作者がなんだかよくわからない方面に
イってしまうまでは
本当に
おもしろい物語だった。

この映画を
観ているとき
僕は「幻魔~」を思い出していました。

自らの能力に戸惑いながらも
強力な敵の存在によって
戦う運命に身を投じていく。

もともと
この手の物語は
この辺が一番、おもしろい

なぜなら
成長をドラマチックに
表現できるから

やはり
物語は
登場人物が
成長しなくては
おもしろくない。

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「孫文の義士団」も
この映画も
まるで
僕たちが映画を観ていた時代の
娯楽映画を彷彿とさせる。

映画には
法則はないが
娯楽映画には
法則がある。

007テイストの幻魔大戦

これでおもしろくないわけがない



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