樋浦勉とリチャード・ドレイファス | ササポンのブログ

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樋浦 勉(ひうら べん、1943年1月25日 - )は、日本の俳優、声優である。
本名は樋浦勉(ひうら つとむ)。
名脇役として知られる。
劇団青年座所属。

時代劇が好きな人なら
絶対に
最低は
10回以上、このひとの顔を観たことがあるはずであります。

もし岡本喜八の映画が好きなひと
あの時代の映画が好きな人なら
知らないとは言わせません。

あの大傑作「斬る」で
仲代達矢にまとわりついていた
生きのいいやくざ者・・といえば
ピンと来るはず。

このひと、
とにかく時代劇の脇役として
よく顔を出します。

こんな現代ドラマにも出てます。

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3年B組、金八先生です。

右の方が樋浦 勉さん。

そして
左の方が
石田太郎さん。いまのコロンボです。
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このコーナーのタイトルの、
この人は、この声じゃないとだめです・・というのは
僕の体質です。

僕は、
本当に
吹き替えにおいて
ある特定のひとでないと
絶対に受け付けない。観たくない・・という特異体質なんです。
イーストウッドの山田康雄
マックインの宮部昭夫
エディマフィーの下條アトム

そして
このひとの声は、樋浦 勉さんしか、僕は受け付けません。


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リチャード・ドレイファス

以前に
「ジョーズ」の記念版を買った時の吹き替えが
別のひとだったので
もう死ぬほどがっかりしたことがあります。

この「ジョーズ」の日テレ版の吹き替えが凄かった。
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ロイ・シャイダーが、滝田裕介
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ロバートショウが、北村和夫
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そして樋浦さんのリチャードドレイファスです。

はっきり言って
この3人でなら
実際に映画で
「ジョーズ」を演じることができそうです。

この面子を観ただけで小躍りしているひとは
完全に、往年の日本映画ファンです。
この吹き替えを観た人は本当に幸せです。
本家の声を超えているといっても過言ではありません。
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リチャードドレイファスの持つ
ちょっと神経質な温かさ

これは
樋浦さんの普段の演技とは少し違うものです。
ただ
もちろん演じるプロであるわけですから
どんな役でもこなすのは当たり前です。

樋浦さん本人も、ドレイファスが次にどう動くか
わかると言っています。
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実際
リチャードドレイファスというひとは
独特な演技をします。
とても癖があります。
息の使い方とか動きも独自なものがあります。

この呼吸と一体化して、
演技するのは、
並大抵の実力では無理です。

個性派と個性派のコラボは
観ていて、聴いていて、
本当に安心できます。

僕は
樋浦勉さんの声でなければ
リチャード・ドレイファスの吹き替えは受け付けません。



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