T&JとTA 第5回 「悪魔のささやき」「子豚のクリスマス」「淋しがりや」 | ササポンのブログ

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Sufferin' Cats(、1943年1月16日)

やっとトムさんのキャラが、馴染みの形になってきました。ジェリーさんの性格の悪さとトムさんの単純さがよく出たエピソードです。でもジェリーさんの性格の悪さが好きです。


子豚のクリスマス One Ham's Family 1943

これは初見です。狼が、子ブタの姿に、発情して、妄想するところは最高です。いかにもブタのように寝る両親もいいです。しかし凄い原題だな。One Ham's Family。あるハムたち家族・・・


The Lonesome Mouse(淋しがりや、1943年5月22日)

これはトムジェリの演技が見どころですね。特にトムさんお得意の白々しい大袈裟演技は出色です。



公開年次と内容をよく観察すると、
作品一つ一つにその当時の社会風俗の描写、
あるいは社会風刺が入っている。
風刺には、大都会へ上京したジェリーが、
結局は都会に馴染めずに郊外の田舎に戻るといった分かりやすい物から、
閑静な住宅街に住む黒人が
飼い主として描写されているエピソード(当時のアメリカの状況を考えると、これは殆ど不可能)
といった、現代の視点では一見気づき難いが、
実は微妙な描写まで様々である。

そもそも、タイトルの「トムとジェリー」自体が、アメリカ(あるいはイギリス)とドイツの当時の俗称である。

ウィキーさんより