「銀魂」 これを見ずして日本の文化を語るなかれ | ササポンのブログ

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ひとを観ていないものを観ます


よくラジオで「この番組は、インターネットを通じて全世界に配信していますう!!」とか言うておりますが、正直言って、リアリティがない。大体、アジアの片隅で配信しているせこいラジオ番組を、チチカカ湖の近所に住んでいるパス釣りの名人のバレラさんが聞いているとはとても思えない。
自分の書いている文章が、世界、どこにいても読める。
まるっきりリアリティ、ゼロ。元々、自分のこうして書いているものを、北海道や九州のひとが、読んでいるというのだって、信じられない。
頭も心も、すべてが信じていない。


ところがである。ぺたのなかにニューヨーク在住のひとがいた。
読者になってくれた。
・・・・・・・・。
頭は理解した。
しかし心はまだ信じていない。
もしかしたら、日本の公安が、映画「カプリコン1」のように、架空のブロガーを作って僕を騙しているんではなかろうか・・なわけないか・・僕をだましても何の得もない。

僕の、極めて、出不精なオタクなブログ感覚は、
いきなりグローバル化を余儀なくされた。
もしかしたら、このブログをハリウッドで、
映画人が読んでいるかもしれない・・。
!!!!
と、いうことで新コーナー「次にハリウッドで実写化してほしいのはこれ」です。
(前置きが長いよ!!!!)


「銀魂」
「ぎんたま」と読む。
ジャンプで連載中、アニメも3年目に突入。
でも、異常に人気があるというわけではない。
意外に知らない人が多い。
チャンスですぜ・・旦那
いまなら、映画化権、安く買えまっせ・・。
よくは知らないけど


物語は、要するに、幕末に、
黒船の代わりに
宇宙人が、日本に来襲して
住み着いてしまった。

そのせいで、
江戸時代なのに、電車や車が走って
茶髪や銀髪、
キャバクラや、
インターネットカフェが出来てしまった。


真撰組は警察に編入され、
坂本龍馬は宇宙船団を率いて、へらへら笑いながら宇宙を旅している。
すべては名前を少しだけ変えて、幕末のパロディになっている


この男、桂小太郎。ご存じ桂小五郎のパロディ。
幕末の志士であることは、変わりないが、結局、やることもなく
ウロウロしている。
あだ名は「ヅラ」。
ヅラと呼ばれて返す言葉は
「ヅラじゃない。桂だ!!」


このへんな生物は、いつも桂と一緒にいる相棒。
名前はエリザベス






土方十四郎。ご存じ真撰組の鬼の副長。
極度のマヨラー。
いつもマイ・マヨネーズを持ち歩いて
食べ物すべてに、
マヨネーズをとぐろ状にかける男



ご存じ真撰組一番隊長、沖田総悟。
ベビーフェイスのドS男。突然、何の脈絡もなくバズーカ砲をぶっぱなすという、「俺はハマーだ」のハマー刑事のような男。趣味は「女子格闘技観戦」。女同士が醜い顔で争っているのが、ドS心をくすぐる。



いままで紹介してきたのは、主人公ではない。
脇役である。
これ以外にも、
これ以上の個性的な脇役がゾロゾロいる。

しかし、そろそろ主役を紹介しよう。









主人公の坂田銀時。あだ名は銀ちゃん。
極度の甘党。いつもいちごミルクを飲んでいる。
元攘夷志士、「白夜叉」と恐れられた程の剣の達人。
愛車はスクーター。
いまの職業は、なんでも屋。





ここまで書いていて、ふっと気がついた。
結局、これって幕末のモデルになった人物を知らなくては、
面白さ半減・・・て、ことは、アメリカ人にはわからない。
・・・・・・。
・・。





この巨大な犬の名前は、定春。(さだはる)
名前を聞いただけで、ぷっと笑えるひとは、
いまの日本人でも少ない。
この名前の元になったのは、言わずもがな、現ソフトバンクホークスの監督の、
王貞治。
アメリカ人・・・わからないなあ・・。


と、いうわけで
今回の企画は、テーマ変更。
世界のひとに日本でいま、一番、おもしろいアニメを紹介しちゃおう!!のコーナー



て、言っても、この記事、もう終わりですけどね。




でも、このアニメ、ほんとおもしろいですから。もしまわりのひとに、「いま、日本で一番、おもしろいアニメってなにって」聴かれたら、これ、紹介して間違いないよ。



でもなあ、やっぱり分かりにくいかなあ・・。