24 「ダーティハリー」 暴力のテンションを落とすな!! | ササポンのブログ

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ドンシーゲルとイーストウッドが、この映画の撮影中に、気をつけていたことは

暴力のテンションを落とすな


暴力映画の名手と、殺伐とした暴力映画のヒーローが、完璧な暴力映画を作った。

この映画は
アクション映画でも、
犯罪映画でも、
ポリスアクションでもありません、


純粋無垢な暴力映画です。





自分でも、こんな薄汚い仕事をしている理由がわからない・・と
つぶやくハリーが、
退治するのは、
暴力しかない、全身の細胞が
すべて暴力の血で染まった、この男。




サソリ。
映画史上、最も、凶悪な殺人鬼
愛もない
心もない
正義もない
エコもない
ゴミなんて絶対に分別しない
生きる価値のないくそ野郎

「またあいつは殺しますよ」
「どうしてわかる」
「それがやつの趣味だからですよ



こいつに似たやつを
今年、僕たちはたくさん見てます。
「殺すのは誰でもよかった」
まさか、この日本で
こいつがリアルに現れるとは思わなかった。


この映画で、一番、かわいそうなのは、サソリを演じたアンドリュー・ロビンソンです。
なんとこの映画をみた親友が、
「お前があんなやつだとはおもわなかった」
と絶縁宣言をしたそうだ。
そんなバカなと思うが、実話だそうだ。
それほど、この役は強烈だった。
当時も、いまも・・。




やっぱり殺すしかないと思うんですよね。
バカ野郎は・・。
治りようがない・・というか
治してどうすんだよ・・

よく言うじゃない

バカは、死ななきゃ治らないって