74日目です
桜の季節も過ぎて、どんどんと暖かくなってきましたね
僕は、GWに何をしようかと考えるこの季節が大好きです
さて今回は、『儚くも美しいボカロ曲「花降らし」の魅力について』お話したいと思います
「花降らし」は、ヨルシカの楽曲制作を担当しているn-bunaさんが2016年5月7日に投稿したボーカロイド楽曲で、YouTubeだけでも283万回も再生されています
僕は、ヨルシカ結成前のn-bunaさんの楽曲をあまり聞くことが無かったのですが、たまたまYouTubeのおすすめに上がっていた「花降らし」を聞いて、天地がひっくり返るような衝撃を受けました
「桜の散る儚さを愛おしく表現している、とても美しい曲だ…」というのが、初めて聞いた時の感想です
2回目に聞いた時は、美しさの中にもの悲しい空気を感じ、3回目に聞いた時には、散っていく花に生命の輝きを感じました
今では何回聞いたか分からないくらい「花降らし」を聞き、YouTubeでMVを見ましたが、まだまだ新しい発見があり僕の心を惹き付けて止みません
僕が感じている「花降らし」の魅力は、大きく2つあります
まずは、MVにおける心情を現す豊かな表現です
桜の散る様を眺めている女性から始まるMVなのですが、MVには女性の心情が色濃く反映されています
例えば、自分に興味が無い、もしくは自分が興味を持たない自分以外の人が、黒い棒のように表現されています
他には、桜の散る美しさに心を奪われている表情と自分の大切な人が亡くなったことを悲しむ表情が、同じように見えるけれど全く違う意味合いを持つところなど、表現がとても豊かで惹き込まれてしまいます
次に、音楽の表現力の幅の広さです
ボーカロイド楽曲なのに人が歌っているかと感じるほど楽しそうな、また切なそうな初音ミクの歌声が、とても印象的です
サビの部分は、桜の下で踊っているかのような明るさがあるのですが、AメロやBメロでは、自分の心情を語りかけるように静かに歌っていて、「タッタラタ ラッタッタ」と歌う場面は、軽やかな足取りで踊っている様子が簡単に想像出来ます
ラストのサビでは転調し、もの悲しい気持ちの中で感情が爆発したように、泣きながら歌っているように感じました
表現豊かな初音ミクの歌声や、ラストサビ前のn-bunaさんのギターを聞くと、心が震えてしまいます
これらのことを魅力に感じて、僕は「花降らし」に心を奪われてしまいました
そして実は、この「花降らし」という曲は、ヨルシカのボーカルであるsuisさんも歌われています
2016年夏頃に放送されたラジオドラマである「ナデシコですから」という番組のオープニングが、suisさんの歌う「花降らし」だったのです
現在、suisさんの歌う「花降らし」を聞くためには、唯一収録されている「ナデシコですから」のサウンドトラックを入手する以外にありません
いつかサブスク等でsuisさんの歌う「花降らし」を聞ける日が来ることを願っています
以上で、『儚くも美しいボカロ曲「花降らし」の魅力について』の話を終わらせて頂きます
今日もご覧頂きありがとうございました
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