10日目です
遂に10日目まで来ましたね
1つの区切りにしていたので嬉しいです
次に喜ぶのは100日目でしょうか
そこまで続けられたら自分に何かご褒美をあげたいですね
そんなことはさておき、今回は「ヨルシカさんの描く世界観」について語ります
ヨルシカさんが創る音楽に共通する世界観として、死生観というものがあります
ヨルシカさんの曲には、いなくなった人を想う曲や、人生に希望を見い出せなくなっている人の視点での曲、死んで幽霊になってしまった視点で創られた曲などが多くあります
希望だけでは済まされない時代に、人の感情を取り繕わず描き出し曲にすることで登場人物に感情移入してしまうのです
諦め、悩み、逃避、悔しさなど一見すると負の感情をも、心を震わせる音楽に変えてしまうところが本当にすごいと思います
つい最近一億再生された「だから僕は音楽を辞めた」は、作中の主人公が音楽を辞めるまでの苦悩、周りのすべてに対する暗い気持ち、その中で解決策を見いだせない諦めの気持ちがひしひしと伝わってきます
こんな明るい曲調なのに、歌う声は絶望を叫んでいるように聞こえます
最後の方の歌詞に
「僕だって信念があった
今じゃ塵みたいな想いだ
何度でも君を書いた
売れることこそがどうでもよかったんだ
本当だ 本当なんだ 昔はそうだった」
とあります
大切な音楽に対する信念を自ら塵(ゴミ)と呼び、それを諦めて音楽も全ても終わらせてしまう
それがこの主人公の選んだ選択なのかと寂しくなりますが、それほどまでに強い想いを持っていたからこその決断なんだろうなと感じます
自分はこれほど強い想いをもったことはあるんだろうか
自分はこの主人公のような立場になったときどうするんだろうか
そんな風に意識を重ね合わせると自然と涙が出てしまいます
最後の方はただの感想になってしまいましたが、この辺りで「ヨルシカさんの描く世界観」についてのはなしを終わります
今日もご覧いただきありがとうございました
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