朝6時に起床して弁当を調達する方法はたまなでパンを購入するのがベストです。
本日はこちら二見港より母島へ向けて出港予定のははじま丸です。
ちょっと早目に到着しましたが人はまだまばらです。
こちらは当日直接販売になります。しかも7時15分以降は現金のみです。
定刻通り7時30分に出港予定だそうです。
なんか島民らしき人たちはワーっとカーペット部屋に流れてしまったのでこちらの椅子席になりましたが自分はむしろこちらのほうがいいです。
トイレはこの通路男女1箇所ずつと自販機が1台あります。
これは事前に知っていました。
スタンプを押して集めると後ほど粗品をもらえます。
ははじま丸は父島と母島を結ぶ交通網になります。
地元民いわゆる島民はこちらのカーペットのエリアが人気です。
折角乗って席に落ち着くのも勿体無いので船内を散策してみます。
3層からなる船体です。
ははじま丸はかなりコンパクトです。
2階部は海面から低いのでちょっと気をつけないと波を被るかもしれませんね。
そうこうしているうちにブリッジが外されて定刻通り出港です。
これから母島へ向けて約60キロ、2時間の旅です。
一時父島を離れます。
カツオドリを肴に?ファンタで一杯です。
スタートからベタ凪で良かったです。
24時間に比べたら2時間はすぐでした。
間も無く母島の沖港に到着です。
こちらは父島に比べ細やかに警察、宿の人やガイドさんが待っております。
自分はモタモタして少し下船が遅れてしまいました。
母島の半日ガイドをお願いしていたパーソナルツアーポコさんと無事合流しました。
ポコさんはかなり有名な旅系YouTubeも数々ご案内しておりまして定評あるガイドさんです。
この時は自分独りだけだったので独断でポコさんとずーっとお喋り中です。
こんな所アシスト自転車でもキツそうです。
都道最南端のスポットです。
野鳥の水場だそうです。
こいつが母島固有種のメグロらしいです。
こうしてポコさんは常に水場に補充しています。
ヘリポートの入口です。
ごく稀に使うくらいでほぼ機能していません。
父島以上に夜には星空が凄いらしいです。
この貯水槽の上からの景観も凄いです。
ただこの辺りはほぼ外来種の植物で侵略されているそうです。
タコノミもけっこうネズミに食われているそうです。
オシベにあたる部分ですね。
ポコさんは植物にも詳しいです。
動物も然りですが植物も小笠原固有種を守っていかないとかなりヤバいとは仰ってました。
また別の水場にはウグイスがいます。
みんな緑っぽくて森に溶け込んでいるのですね。
御幸之浜展望台までやって来ました。
次期によりクジラのジャンプも見られます。
海は透き通るような綺麗さです。
リュウゼツラン、いわゆるテキーラの材料です。
何もせずひたすらボーッとできるスポットです。
無心になって海を眺めておりました。
昭和天皇も訪れ撮影された石碑が見えます。
これは重機に絡まるドラゴンフルーツです。
途中チラッとポコさんの管理下の敷地です。
まだ片付いてないそうですけどね。
ロース記念館です。
ドイツ人の捕鯨員でしかも日本人に帰化してまで母島に尽力をつくした功労者と言ってもいい方です。
当時の釜戸です。
戦前より古い当時の写真が数多く展示されています。
某国の方が珊瑚を売ってくださいと何度も交渉されたそうです。
製糖作りで使われた臼とか絞る羽車です。
こうして牛に引かせてサトウキビを絞りました。
母島では頂点にたつオガサワラノスリです。
そして次はかつて集落のあった北港方面を目指します。
小学校の跡の階段入口のようなものが見えます。
ジャングル化してしまい郵便局とか
警察署とかも外来種植物にのみこまれています。
母島北部地区の北港に到着です。
波の音と鳥の囀りだけです。
ポツンと残っている船着場?らしきものです。
物悲しい寂れた漁村のような風景でした。
ポコさんが戦争遺構にも案内してくれました。
不気味なトンネルのような入口が見えてきます。
手前に探照灯と後ろが電源車です。このまま朽ちてしまうのは残念ですが維持管理も難しいそうです。
ポコさんいわく最近新しくできた産直所です。母島の農産物とかお土産物、イートインもあり便利です。
バナナをバラ売りしてくれます。島バナナはまだ食べてませんので買います!
モンステラは観葉植物では見たことあるけどこんなゴツい実は初めて見ました。
これ父島でも入荷待ちになってることを知ってましたので絶対にここで買います!
島の塩を使ったバニラアイスも惹かれました。
ちょっとジャリジャリ感がいいですね。ほんのり塩を感じます。
一般的な舌触り滑らかで単に甘いバニラアイスとは一線を画します。これは行く度に食したいです。
島物価には多少戸惑ってましたけどやはり時給もこのくらいないとキツイかもしれません。なにより住む所を確保するのが大変そうですね。
最後残り少ない滞在時間いい買い物ができました。名残惜しいですがそろそろ船の時間です。
ポコさんには母島のこと小笠原全体的なことや、いろいろ雑談も含めて短いけど楽しい時間でした。
またお世話になることを約束して?お別れです。
いってらっしゃーい!
いってきまーす。また来ま〜すと返しました。
母島のお見送りもアットホームな感じでちょっとジーンきてしまいました。
他のガイドさんも手を振ってくれています。
次第に小さく遠ざかっていく母島沖港です。
まだ微かに港から見送ってくれています。ありがとうございました。
僅か4時間の滞在でしたがもっと細かく見て周りたかったですね。
やがて沖港を出て外洋に出ます。
母島は縦に長いです。
ずーっとカツオドリがついて来ます。
さようなら母島・・・
帰りの船内で遅い昼食にします。
たまなで購入したパンです。
明太子のマヨネーズパンは特に美味しいです。
船外の看板で時間を過ごします。
鳥って自由でいいなと子供の頃おもっていましたがエサを捕るのが大変なので船を利用して魚を捕ることを覚えてきたのでそれなりに大変ですね。
感情に耽っているうちに港が見えてきます。
約9時間ぶりの父島二見港です。
往復4時間の航海お疲れ様でした。
スタンプ5つで母島沖港の観光協会でもらえます。
母島メグロのポストカードとクリアファイルです。これは父島に戻って気が付いても引き換えてくれませんので手続きは母島にてお忘れなく!