ちょっとこの内容・・・当時不愉快でしたのでどうしようか悩みましたが今思うと面白いので!ここからは長く愚痴りますのでよければお付き合い願います。ホーチミン博物館も目の前ですが目的では無いし人が多いので却下しました。当初は途中のタンロン遺跡に行くプランもありましたがこの暑さで遺跡巡りはかなりキツイです。よし!ここは先程の写真の店、キンドーカフェでお茶でもしようと出口の所まで出てタクシーを探します。すると傘をかぶったおじさんが強めにアピールしてくるのでタクシーの運転手かと思いきや何とバイクタクシーのおじさんでした。最初無視してタクシーの運転手に何人か事前に値段交渉するものの意外に高いのにビックリ!東京とほぼ変わらない。でも自分は比較的旅先では交渉にこだわるタイプで多少粘っても値段は下がらず。様子を見ていた先程のおじさんが5万ドン(300円)でいいと言ってきました。本当に場所が分かっているのか?Googleの目標ポイントと今自分達のいる青いポイントを見せて場所を確認させます。何かめちゃ下げてきたのは気にはなるがもう炎天下の中、他のタクシーとグダグダ交渉も嫌だし早くカフェで冷たいものでも飲みたいのでラクダやダチョウにも乗りましたが人生初めてのバイクタクシーとやらに乗ることとなりました。すると臭い汚いヘルメットを渡され被れとアピール。おじさんも傘からヘルメットにスタンバイ。バイクの後ろは初めて乗ったので嫌だけどおじさんを掴んでみたら、後ろの取っ手に掴まれとアピールされます。これも何かの経験だと腹を括ってバイクは爆走し始めました。ところが後ろの取っ手は結構な恐怖でした。荷物も手さげだし両手で掴まるとすごく持ち難いです。カーブで身体も振られるし街もクラクションの嵐で隣のバイクや車にもぶつかりそうで怖い!カオスな街中を爆走し続けおじさんが着いたとバイクを停車させました。カフェでもなんでもない所で下されお金を請求されました。Googleの現在地ポイントは全然違う所です。するとおじさん、分かったとすぐにスタートします。走ること10分また着いたと停車します。再度現在地を確認するともっと遠くなりました・・・。おいおいちゃんと分かっているのか!と僕も思わずイラッときます。おじさんはめげずにまた分かったと修正すべくスタート。また10分たって着いたといってはるか向こうにスタバの目印がある所で下されました。おいチェーン店のスタバではない!キンドーカフェだぞ。しかも分からないならゴメンなさいでスタバの真前まで着けるのが常識だろう!かなり僕が立腹なのを感じたようでもう一度Googleの画面を見せてくれ今度こそ絶対行くというアピールをしてくる・・・。本来なら自分も確認しながら右だ!左だ!真っ直ぐだ!と教えてあげたいのだが両手がふさがっているのでタイムリーで教えられないのと交通量が多すぎて止まるスペースも無いので簡単に止まってすぐチェックが出来ない!自分もグルグルと迷わされサッパリ方向性が分からなくなってしまいました。最後のチャンスとばかりおじさんに任せてみましたがやはり無理でした。もう炎天下の中バイクにしがみついているのも握力が無くなってきたし振り落とされたら危険なのでギブアップです!無言で約束の5万ドンを手渡して去ろうとするとおじさん怒ったようにチップ、チップと言い出します。無視して立ち去ろうとしたのですが立ち塞がるので、はぁ?と僕も怒り大爆発で日本語で「貴重な時間を返せ!道が分からないなら分かったようなふりするな!お前の仕事はプロではない!」おじさんと僕のヒートアップに人混みも出来て渋滞に!更に遠目で警察官も何事かと集まってくるしちょっとした騒動になってしまいました。多分はなからこのおじさん、そもそも道なんか分かってなくて優しくあまい日本人をカモにしているだけなんです。乗ってしまった僕も悪いけど約束以上の金はビタ一文払う気はありませんので!おじさんは警察官に何か言っているようですがベトナム人通しだからおそらく僕に不利な事を言っているに違いありません!僕も日本大使館に訴えてもいいんだぞ!と応戦すると警察官も面倒なのを察したのか渋滞整理の仕事に取り掛かります。暫くおじさんを睨みつけているとおじさんもコイツからこれ以上金は取れないと踏んだのか渋々と立ち去りました。確かにかなり走ったのでガソリン代も馬鹿にはならないと思いますけどね。でも料金は約束は約束ですしほぼ舐められる日本人にはなりたく無いですから!すっかりテンションも下がってしまいましたが次に仕切り直しです。