三鷹の芸術文化センターで管弦楽の演奏会を観に行ってきました。
中央大学音楽研究会管弦学部のOB・OGを
中心とした2002年から発足している楽団です。
かつて英会話学校で知り合ったSさんの招待によるもので、
去年の演奏会に続き2度目のお招きとなりました。
前作は アントニン・ドヴォルザーク、
交響曲第9番ホ短調「新世界より」
力強い演奏で素晴らしくて感動したのを覚えています。
今回は ピョートル・チャイコフスキー、バレエ「白鳥の湖」より
29曲のうち20曲を第4幕に分けておよそ2時間の演奏となりました。
物語のあらすじを簡略すると・・・
ジークフリート王子の成人式を祝う宴会が行われている。
そこに母の王妃が登場し翌日の舞踏会で王子の婚約者を選ぶと告げる。
その日の夕方、湖のほとりで狩をしていた王子は悪魔によって
白鳥の姿に変えられた王女オデットと出会う。
その美しさに心奪われた王子は、愛の誓いをかわす。
翌日の舞踏会で王子は悪魔のたくらみによって別の女性と婚約させられた。
それを知ったオデットは落胆して湖へ戻る。
悪魔にあざむかれたことを知った王子は湖に駆けつけふたりは和解。
しかし、そこにも悪魔の手が・・・。
オデットは思いあまって湖に身を投げ、王子もそのあとを追う。
(原作では、二人とも死んであの世で結ばれるという結末を迎えるが、
演出によっては、二人は死なずにオデットの呪いがとけて
ハッピーエンドで終わる演出が採用される場合が多い)
クラシック音痴な方でもよく耳にするフレーズもかなり含まれていて、
第2幕は先頭から盛り上がるシーンでここは聴き応えあります。
3幕のスペインの踊り、ハンガリーの踊りここも1度はおなじみかも。
1つ1つみんな個性がある楽器たちもオーケストラではみんな1つ。
今回もまたここに紹介します。
弦楽器 ヴァイオリン、 チェロ、 ビオラ、
コントラバス、 ハープ
木管楽器 フルート、 クラリネット、 オーボエ、
ファゴット、 ピッコロ
金管楽器 トランペット、 トロンボーン、 ホルン、 チューバ
打楽器 ティンパニ、 トライアングル、 シンバル、 カスタネット
ちなみにSさんは今回1st・ヴァイオリンを担当。
前回よりもめっちゃ出番が多かったので大変でした。