どこで読んだか忘れてしまったけど、私の中に残っている言葉があります。確かこんなだったなって程度に残っているだけなんですが「シンデレラより魔法使いに憧れた。ミシンは私の魔法の杖です」みたいな言葉があるんです。当時の私はこの言葉に心を動かされたのです。手芸を勉強するか辞めるかと進路に悩んでいたので、ドレスとか作る人の始まりが絵本だったっていうことに何故か凄い衝撃を受けて、凄く憧れてしまったんですよね。それで諦めていたけど奨学金で家庭科の先生の資格を取ろうと考えて進学を志したんです。まあ高3の時のクズ担任には「家庭科ごとき」とか「教職なめるな」とか散々嫌なこと言われましたけど、私は進学したんです。

結局心身共に壊してしまい中退しましたが、私は今は手芸を楽しんでいます。

ちょっとした昔話でした。