強迫性障害といっても人によって症状は違います。

 

私の場合は強迫観念(侵入思考)が目立ちます。

 

神社仏閣に通っていることもあって、神仏への冒涜が浮かぶことが悩みの種です。

 

私の症状は涜神恐怖とか宗教強迫とも呼ばれているようです。

 

私は神前で懺悔もしました。

 

神仏に対して畏敬の念は持っているつもりです。

 

ですが、冒涜などの暴言が勝手に浮かび、それを止めることができません。

 

脳の神経回路のエラーによって、そうなってしまっているのでしょう。

 

自分自身の意思で制御できないのです。

 

強迫性障害は奇妙な病気だなと思います。

強迫のイメージ

私は望んでもいない考えが浮かぶ症状を抱えながらも、神社仏閣に参拝を続けてきました。

 

侵入思考が出る日もあれば、殆ど出ないか全く出ないという日もありました。

 

参拝時において浮かぶ暴言を観察していると、あまり種類がないように思えます。

 

無限に暴言がわくわけではなくて、レパートリーは有限のように感じられます。

 

侵入思考が有限である以上、慣れてくることもできると思います。

 

侵入思考に慣れて、心の過剰反応を抑えるのが大事ではないかと思っています。

 

しかしながら実際のところ、侵入思考を抱えている人は、日常の広汎な場面でそれが出ているのではないでしょうか。

 

慣れるのも大変ではないかと感じます。

 

まったく厄介な病気になってしまったものです。