今年も山形鶴岡から届いた ホンモノのだだちゃ豆。


早速茹でて食べました。

この甘味と香りがたまらん!

茹で汁でご飯を炊いた だだちゃ豆ご飯 とともに。

最近ではたまにスーパーでも見かけるだだちゃ豆ですが、ほんとに美味しいのはお盆過ぎに出る白山だだちゃ。

地元の人のだだちゃ豆へのこだわり方ははんぱじゃない。

頂くときにまず聞かれるのが、茹でるまでの時間。
ケーキを買うときによく聞かれますよね『お持ちかえりまでの時間はどれくらいですか?』
あれと一緒。
『いつ茹でれんだ?』とくる。

んで、その渡せる時間にあわせて収穫する。
おそらく、生魚と同じくらいの鮮度だと思ってる。
渡したあともちゃんと茹でたかどうかが気になって気になって仕方がないらしい(笑

送るときは在宅マスト。
不在票とかで戻ったら気が狂うかも。

とにもかくにも、
今年もおいしく頂きました。
ありがとう。

なお、簡単そうに見えるだだちゃ豆ご飯ですが、茹で汁をペーパーでこして、塩で味を整えて、炊いたあとに、別茹でした豆を、薄皮向いて投入するという鬼手間がかかっているので、料理してくれた嫁にも感謝。


JA鶴岡HP

先月、12年働いた会社からの転職を決断したあと、一足先に転職していた友人に勧められて読んだ一冊。


未来の働き方を考えよう 」 

キャリア論を中心にブログで活躍する「ちきりん」さんの新刊。


紹介されたときは、

「覆面の人気ブロガー? 覆面レスラーみたいで怪しいなぁ」とか思ったのですが(笑)、読んでみて驚きました。転職を決めた自分にぴったりの本だったのです。


転職先の仕事がやりたい仕事だったとはいえ、現職大企業を「中退」し、従業員数でわずか0.2%の会社にチャレンジする自分が漠然と感じていた不安を、的確に、論理的に、やさしく、「その方向で大丈夫」と背中を押してもらえた気がします。


このような本が、このタイミングで新刊として出版されたことに、勝手ながら縁を感じてしまいました。


本は、

ここ5年くらいで「世の中が大きく変わる感じを強烈に感じた」著者が、働き方、生き方も従来とは変化するという考えをまとめられたもの。


サマリーとしては①IT革命によるパワーシフト → 大企業・大組織から個人へ 

                     グローバリゼーション(先進国から新興国へ)

②少子高齢化社会の到来  → 定年70歳時代 (働く年数の増加)

という外部環境の変化があり、


ストック型(従来の資産・人脈蓄積重視・老後はそれを取り崩して生活するかたち) から

フロー型(その時々で価値を生み出していく力)への転換が必要だとしています。


そして、大企業・大組織で安穏と働くこと自体がリスクであり、

パッケージライフ(就活で入った会社でのお決まりの定番人生)ではなく、

オリジナルライフ(自分自身で働き方・生き方を決めること)を勧めています。

40代でもう一度働き方を選びなおそう、と。


(注 本の構成とはやや異なるサマリーです)


印象的な内容としては、


・20代の就活は企業に選んでもらうゲーム。

やりたいことなんてないのに、「一生遊んでだらだらいきたいです」という本音は口に出せず、「社会の役に立ちたい」だの無理やり言わされる。


・そうして入った会社で、新人のときに感じる「違和感」(鎌倉投信の鎌田社長)

・これまで大企業が提供してきた価値に陰りが見え始め、社内に「ああはなりたくない」という人が増え始める(個人的には、前向きで尊敬できる上司にフォーカスして頑張るモチベーションが必要と思う)


・定年70歳になったとき、そこに目をつぶり、今の職場でずっと働いていたいですか?通算48年間(半世紀)も!!


・今までは一生懸命働き、稼いで、より豊かな生活をおくることが常識であったが、これからは働くことの意味が変わる


・たいていの人が強くやりたいと思えることがないなかで、そういう仕事(趣味)があるだけで幸せ



自分の場合は、ぶらさがるもの(嫁・子・家)もあるので、趣味に生きるとか、稼げる分だけで生きるという「ワークライフバランス」のようなしごとを選んだわけではなく、逆に、猛烈に厳しい業界に飛び込むわけですが、それはそれで、自分のやりたかった仕事に挑戦できるという幸せと、これから自分の働き方を選択し続けられること、それを選択した自分への自信とが深まったひとときでした。