理学療法士 ささやんのブログ

~人間を本質的に捉え、治療できるセラピストになるために~


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前回の投稿の続きです。まだお読みでない方は是非前回の投稿もご確認ください。

 

型を磨くにはどうしたら良いのでしょうか?一番大切なのは「どのような環境に身を置くか」です。人は環境に依存する生き物であり、環境に適応していきます。

 

例えば朝7時に起きていた人が「明日から5時に起きて朝に勉強をしよう」と思っても続かない人がほとんどだと思います。勉強したいのに朝が辛い。二度寝をしてしまう。

 

早起きできない理由は、朝が弱いからではありません。7時に起きれば仕事に間に合う環境にいるからです。これが例えば職場が変わり、5時に起きなければ間に合わない環境であれば、確実に5時に起きれるようになってきます。

 

 

だから「環境に身を置く」という選択は非常に有効です。もちろん自分で自分を律することのできる人はそれで良いでしょう。素晴らしいことだと思います。しかし多くの人は自分を律することが難しいのです。人は環境に適応しますし、今の自分を変えるのには大きなエネルギー(負荷)が必要になります。

 

そこでコース勉強会というのはメリットになります。コースに参加するということは、一定期間その環境に身を置くということです。その講師の、その人たちの考え方に一定期間触れ続けることで、自分に持ち合わせていなかった物事の捉え方を知るということです。これは単発の勉強会では難しい部分です。

 

先ほどから言っているように、人間は適応する生き物です。その適応には時間がかかります。単発の勉強会でその考え方を身につけるというのは難しいでしょう。様々な考え方の単発の勉強会にたくさん参加しても、頭の中の知識は増えるでしょうが、自分自身が何かを理解して実践できるレベルには到達しません。だから「一定期間、型にはまる」という体系ができているコース勉強会は有益であると考えます。

 

コースの勉強会には様々なものがあります。多いのは、とある理論に基づいた治療テクニック系のコースかと思います。その体系をしっかりと学んだうえで、適応と適応外を自分の体感として知り、選択の幅を広げていくのは素晴らしいことだと考えます。

 

 

当会のコースは「臨床展開コース」と「触診感覚コース」の2本あります。臨床展開コースは「物事をどのように捉えて考えていくか」の考え方を身につけるコースです。これは臨床に限らず、生きていく上で非常に有益な考え方になることと思います。簡単に言うと、現象を短絡的に捉えずに様々な可能性を推定し、選択肢をもつ考え方です。

触診感覚コースは「自分の認識できる現象を広げていく」ための触診コースです。これも単純に触診ができるようになるのが目的なのではなく、触診を通して自分自身の感性を高めていくことを目的としています。もちろん触診ができるようになるのは到達目標であり、それを中心に基本的なことから練習していきます。

 

 

どちらも臨床ではもちろん、生きていく上で非常に重要な「自分自身の在り方」を創っていくコースになります。若手のセラピストにはぜひご参加いただきたいコースですので、ご都合の良い方はこの機会にぜひご参加ください。

 

 

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「臨床における考え方の一つの型を学びませんか?」

Presents Study Group

臨床展開コース 9/14(木)開始!

https://presentsnpo.wixsite.com/presents-study-group/blank-7

触診感覚コース 9/30(土)開始!

https://presentsnpo.wixsite.com/presents-study-group/blank-8

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「型にはまらずに色々と学んだ方が良い」という言葉を言われたことはありませんか?

私は言われますし、また相手によっては言ったりもします。

この言葉の意味するところは【井の中の蛙】にならないようにということですね。しかし言葉を短絡的に伝える、また捉えることは非常に脆いものであり、解釈を間違えると泥沼に嵌っていきます。

 

【井の中の蛙】とは、要するに自分の狭い見識が全てであると思い込んでいる状態のことを言います。自分の知識の範囲内でしか物事を解釈できない、狭い世界を生きている人間であることの比喩ですね。

確かに知識はあった方が視野を広げることができるでしょうし、私も幅広く学ぶことは大切だと考えています。

 

しかし、ヒトはこのような【井の中の蛙】という状況から逃れることはできません。どんなに知識のある人であっても、必ず自分自身の色眼鏡を通して世界を認識しているのです。

 

そして問題であるのが【井の中ですら泳げない蛙】です。井の中で十分に泳ぐことができないのに、世界は広くて井の外には大海があることを知っている。それを知っていてもどうすることもできないのです。井の中を泳ぐことさえできなければ。

 

だからまずは井の中で必死に泳ぐことを練習するのです。井の中を自由に泳ぎ回れるから、井の外へ出ていくことができます。

 

どんなに知識や技術を幅広く知っていても、それを何一つ理解できていなければ、何も知らないのと同じなんですね。だからまずは「型にはまって良い」と思います。自分の型を患者さんに押し付けるのはまた違うと思いますが、自分の型を磨くからこそ、その型の外が分かってくるのでしょう。

 

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「臨床における考え方の一つの型を学びませんか?」

Presents Study Group 

臨床展開コース 9/14(木)開始!
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触診感覚コース 9/30(土)開始!
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前回の記事では、一般的に陥りやすい情報社会の罠について例え話を中心に考えを書いてみた。

 

 

この罠を生み出す根本的な誤りは「考え方」であり、その考え方というのは要素還元論に基づくものであると僕は考えている。

 

要素還元論というのは、詳細までは専門的に勉強していないので説明できないけど、簡単に言うと「一部を切り取って(要素)それを単純に組み立てれば(還元)全体になる」という非常に単純な考え方である。

 

 

例えば、「温泉の湧き出る地域に住む高齢者は元気な人が多い」というデータがあった時に、温泉の成分を調べたら身体に良いミネラル成分が豊富に含まれていることが分かり、「温泉のミネラル成分は高齢者を元気にする」というような結論を出してしまう。

こういったことは世間を見渡せばいくらでもあるよね。「あなたも温泉に入って元気になろう」とかキャッチーなコピーで・・・

 

 

これって実は全然違うんです。確かに身体に良い温泉のミネラル成分は大事かもしれない。だけど、それと高齢者が元気なのは関係あると言えないよね。

 

 

もしかしたら温泉地域の土壌のミネラルが豊富だから、野菜の栄養価が高くて元気なのかもしれない。

温泉地域の高齢者は働いている人が多く、いつまでも心理的にも元気でいるのが秘訣なのかもしれない。

 

 

こんな風に様々な要因を含んで、「温泉地域の元気な高齢者」は成り立つのだと思うわけです。

 

 

だけど情報に踊らされる人は、切り取られた一部の情報だけを全てだと思い込んでしまうケースが多いのではないだろうか?

 

そこに「問い」はあるのか?

 

知識を手に入れても何の役にも立たないであろう。

 

 

 

 

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