初めての救急車~お姉ちゃんのケガ~ | ぽつり、ぽつりと。  ~花花ママのブログ~

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43歳、主婦です(´・_・`)

2014年2月生まれのお姉ちゃんと、2017年11月生まれの妹ちゃんの4歳差育児スタートしました。

2023年2月。妹ちゃん、自閉スペクトラムの診断が確定。

家事全般苦手でーすo(^-^)o




26日14時頃。担任の先生から電話。



「お姉ちゃんが掃除終わりに外で転んでケガをして、眉上が深く切れています。頭も打っていると思うので救急車を呼んだところです。お母さんも小学校にすぐ来られますか?」と。




急ぎ小学校の保健室へ。お姉ちゃんのすぐ隣りに保健の先生、少し離れて校長先生が、治療台のようなベッドに横たわるお姉ちゃんを囲んでた。お姉ちゃんは泣きじゃくっていて、髪の毛からポロシャツから血まみれ



保健の先生は血が出る傷の応急処置をしている。校長先生から「外掃除の終わりに外で転んで、転んだところに石か何かあったようで3センチほど眉のところが切れている。頭も打っているかもしれないので、救急車を呼びました」と聞く。担任の先生がお姉ちゃんのランドセルを保健室に持ってきてくれて、救急車のサイレンも近づいてきた。隊員の方が担架を運んできた。泣きながらも質問に答えるお姉ちゃん。「子供が不安がるので救急車に一緒に乗ってください」ということで、車は小学校に置いて出発。



救急車の中で隊員の方が、「女の子だし、顔の傷だし、きちんと縫合できる形成外科のある救急病院がいい」と、大きな病院が選んでくれてそこに搬送されることになる。緊張と不安で体を強ばらせているお姉ちゃん、救急車の中でも足が小刻みに震えている。



頭を打っているかもしれない、ということで救急車を降りると多くの救命救急の先生方が待ち構えていました。



私が待合室で書類を書いている間、お姉ちゃんは処置室で検査や問診。その後、私も処置室に呼ばれ、説明を受ける。



「まずは脳ですが、本人の記憶や受け答えがしっかりしている点、目の動きから脳への損傷はないと思われます。なので、CTは撮りません。

眉毛の傷は3センチほどです。頭蓋骨を膜が覆っていますが、膜までは切れていないので骨は見えません。

治療の流れとして、まずは麻酔の注射をします。外で転んでいるので洗浄をします。そして筋肉を溶ける糸で縫合、さらに皮膚を溶けない糸で縫合することになります。きっちり細かく縫ってしまうとバイ菌などが皮膚内で悪さをする恐れがあるので細かく縫うことはできませんが、少しでも傷が残らないよう縫っていきます。」



治療が怖くて泣いているお姉ちゃんの顔の前にYouTubeを見るタブレットがセットされました。見ながら処置を受けるらしい。怖さも紛れるし、本人の意識が傷に集中しないようにだと思う。処置の間、私は待合室で待つことになりました。この時、時間は15時ぐらいだったと思う。




16時前には処置が終わり、処置室に呼ばれる。入ると、看護師さんがお姉ちゃんの血でバリバリになった髪を拭いてくれていた。お姉ちゃんの顔をのぞくと笑顔が戻りホッとする。抜糸をいつにするか、飲み薬や塗り薬について、自宅でのケアの方法などを聞いて処置は全て終了。お会計へ。



連絡していたパパも病院到着。日帰り出張中だったパパ、職場の方に病院で下ろしてもらったらしい。支払いを終える。さて。私たちはどうやって帰るか。。。    私は小学校に車を置いてきてるし、パパも車がない。。。   家族三人、タクシーで小学校に向かう。



小学校に着き、ひとまず校長室へ。校長先生と担任の先生に治療の報告をする。



17時頃、小学校を出て、院外処方箋の薬をもらいに近所の調剤薬局へ。実はそこからが長い。処方された抗生剤を切らしていると言う。近くの薬局に問い合わせますと言ってくださり、女性の方2人で電話をかけ始める。が、1時間ほど待ってもどこも見つからない。。。  薬がないと困るし、車が混む時間帯に自分たちであちこち探すのも何時間かかるかわからない。そして、薬局も店を閉める時間が近づいてる。そうだ!と思い、さっき見てもらった病院に電話をする。今日救急で見てもらった〇〇ですと。そこから、担当の科に繋いでもらい事情を話す。薬局の方と病院の方とで電話でやり取りをしてもらい、同じ効き目なのであろう薬が、この薬局でもらえることになった。18時30分を回ってた。薬の詳しくはわからないが、粉→カプセルの抗生剤に変わってた。薬局を転々と回ることなく済んで本当に良かった。



このドタバタ劇の間、妹ちゃんをパパの実家で預かってもらっていたので迎えに行く。既に19時頃になってしまっていて、妹ちゃんは夕飯をもらって食べてた。ありがたい。妹ちゃんも機嫌が良かった。お義父さんお義母さんも急な電話にすごく心配したと思う。痛々しいとは言え、お姉ちゃんの顔を見て少しはホッとしたかなぁ。



そこから、自宅に帰宅。今夜からお風呂も入っていいし、傷をちゃんと泡で洗うようにと指示が出ていたので、お姉ちゃんをお風呂に入れた。もうギャン泣き。腫れ上がった顔を見たくなくて、鏡に背を向けて風呂椅子に座ってた。相変わらず血が出てる。瞼の上は血が出やすいから止まるまではしばらくかかるらしい。



夕飯やら全てを終えて、お姉ちゃんが布団に入ったのは22時30分が回ってた。疲れ果ててすぐ眠りについた。痛み止めが効いたのか夜中起きることも無く、朝までしっかり寝ていた。




処置直後のホッとした表情のお姉ちゃん。

私もお姉ちゃんも喉がカラカラ。自販機に直行しました。




一日経って撮った写真がコチラ。

黒い糸が見える。昨日より腫れてる。打った当日より、翌日、翌々日あたりが一番腫れるらしい。血も滲んでいる。しばらくは絆創膏生活が続く。。。抜糸は来週中頃の予定。


もうすぐお誕生日のお姉ちゃん。少しでも顔が綺麗になりますように。