休みの日はフリーランスで

ヘアカラーリストをしてます笹山です



カラーリスト暦26 年目の

笹山から

個性的なヘアカラーや



こだわりを持った方に

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ヘアカラーリスト笹山の紹介


皆さまご機嫌いかがでしょうか?


さて今日は「ヘナ」について誤解されている事を書いていきます。



先日一年ぶりのご来店のお客様とカラーを決める際に感じた事なんですが

そのお客様は、とある理由で

ケミカルのヘアカラー(普通のヘアダイ、または白髪染めと言ったらわかりやすいですかね)を止めると決めて

それから一年間は「ヘナ」をしていたそうです


でもまた普通のヘアダイの薬に戻そうと考えてのご来店


理美容師のみなさん、

その理由ってなんだと思いますか?


僕は

「あー、また明るくしたいんだろうなぁ」って勝手に想像していたんですが…



ちなみに一度「ヘナ」で暗くなった髪はブリーチしてもムラになり

綺麗に明るくならないですよー!

お気をつけくださいね。



それで

その方が言っていた理由は


「クシが通らなくなるくらい髪の毛がパサついたから」


だ、そうです。


その方の髪を触ってみたところ

確かにパサついていて

以前よりもダメージ毛になっていました


一年の中で何をしたかとお伺いすると


「髪の毛がよくなるって聞いて

2度染めのヘナを何度かやりました」


2度染めとは


オレンジのヘナをやったあと

インディゴ(青みのあるヘナ)

で染めるやり方ですね


「それを続けたんですけど

傷んだのでハーブカラーというのもやりました

それと

ヘナをやった時に水みたいのが髪の毛から出てきて、パサパサになりました」


水???


ハーブカラーはどうだったか?

を伺うと


「ヘナよりはよかったです」


との事。


いくつか気になりますが

順を追って話しましょう



まず

知っている方、知らない方も様々でしょうから、お話すると


ヘナはトリートメントではありません


「ヘナをやると髪の毛が良くなりますよー」って言ってる人もいるようですが

ヘナとトリートメントは別物です


天然のヘナは薬草

トリートメントは油です


もしかしたらトリートメント効果のあるヘナもあるのかも知れませんが一般の方が知っている

「トリートメント効果」とは違う気がします


次に


お客様は水みたいのが出て仕上がりがパサついたと言っていましたが

垂れるくらいの水の量は髪の毛の中に入っているとは考えづらいのでヘナと水を混ぜたその水分が加熱した事で出てきたのかもしれません


次ですが


ネットでヘナを調べてみたところ

「PH4.3の弱酸性で濡れている時はギシギシだけど

乾くとサラサラになる」との意見がありますが


そのお客様の乾いた髪を触っても

ギシギシでした。


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          ヘナは痛まない?

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そのお客様はその日はリタッチをして帰られましたが

今度またハイライトもやりたいっておっしゃってました。


今日のお客様とのやりとりで感じた事


それは


「ヘナは痛まない」

「ヘナは髪の毛を痛ませない」は


一概には言えないかもしれません。


ヘナを好きでやっていらっしゃるお客様を否定するわけじゃありませんし、ヘナをやって手触りがよいと感じたらそれは傷んでないになるでしょう。


だって全国にいる僕の理美容師繋がりの店では実際にヘナで抜群の手触りを出していてお客様から絶大な信頼を得ている人も沢山いるくらいですから。

興味がある方がいたらその美容師を紹介してもいいくらい。



一般的に髪の毛が傷んだと感じるお客様、理美容師ともに認識する条件として


①見た目にパサついている


②手触りがザラザラして

クシ通りが悪い、絡まる


③光沢がない


のどれかだと思います。


多分、ヘナにも良質なものから粗悪なものまでいろいろでしょうから粗悪品のヘナでやったら

パサつくのかもしれません。


そのお客様がサロンで

どんなヘナを使ってやったかはわかりませんが、

おっしゃるように確かにパサついていました。


やった人が

「これは傷んでないですよ!」

って言っても

やられた側が傷んだなぁって感じたら

やっぱり「傷んだ」になるのかもしれません。


一方ヘアカラーは痛まないのか?

というとそんな事はありません


黒髪を明るくしながらなおかつ白髪をしっかり染めるタイプのカラー剤には


必ずアルカリ剤が入っています

それとオキシドールをミックスして髪を染めると

髪が弱い脱色作用を起こし

明るく染まるという原理です


ただ、仕上がった時に

傷んだと感じる要素はあまり感じません


その理由はカラー剤の中にポリマーや油などが入っていて

手触りを良く感じさせるからです


そして最近は「ケアカラー」「ケアブリーチ」

といってカラー剤やブリーチ剤の中に特殊な酸を混ぜながらやる事でダメージを大幅に軽減する事ができます


傷んだと感じる要素を無くという工夫がされているんですね


それと僕の美容室では毛髪の状態やダメージによって薬剤のパワーを調整して塗り分けします


これは市販のカラー剤を使って自宅では出来ない事ですね


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                    まとめ

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ヘナにはヘナの良さがあるし


ヘアカラーもしかり


もちろん双方デメリットもあります


今回の件で感じた事は


「カラーに関する全ての剤は万能ではない」って事


だからその薬剤をチョイスするプロの技量で髪の毛っていろいろ変わっちゃうし

場合によってはダメージになっちゃいますよって事。


◯◯は絶対に痛まない!

って事はないよって覚えておいて下さいね。





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