
私は電報 派!
今から十年程前、私の大切な友人が結婚することになりました。
もちろん、式には招待されていましたが、彼女の人生に於いて、大切な日になるであろうこの時に、形に残る何かを・・・と考え、その手段として、私は「電報」を選びました。
独身、最後の夜ですね。
お父さん、お母さんには、きちんと挨拶をしましたか?
明日は結婚式。
最高の笑顔を見せてね。
お父さん、お母さんには、きちんと挨拶をしましたか?
明日は結婚式。
最高の笑顔を見せてね。
この電報を、彼女の家に届けてもらったのは、結婚式の前日。
そう、きっと複雑な気持ちでいるだろうなと思えた、夜のことです。
そう、きっと複雑な気持ちでいるだろうなと思えた、夜のことです。