北信越リーグ第6節・松本山雅FCvsジャパンサッカーカレッジ(inアルウィン)
悪夢の信州ダービーから金沢での辛勝を経て1週間振りにアルウィンに帰ってきた松本山雅。今日の相手は去年のリーグ優勝チーム・JSCだ。
速攻から先制され嫌なムードが漂ったのもつかの間、20分に相手ゴール前でFW片山が倒され相手DFの退場&PK獲得という絶好のチャンスを得る。キッカーはその片山。しかし、GK黒河がJリーガーの意地を見せて素晴らしいセービングを見せ、山雅の同点のチャンスを奪う。
その後も山雅はサイドから何度も決定機を作るが黒河の牙城を崩す事はできず時間が過ぎる。しかし34分、右サイドからJSCゴール前に入ったクロスが最後にMF土橋の前に転がり、彼の放ったミドルシュートがJSCゴールに突き刺さって同点に追いついた!結局前半は1-1で折り返すことに。
後半も山雅の攻撃が何度もJSCを襲うが得点できず。逆に1人少ないながら粘り強く守っていたJSCがセンターサークル付近でFKを得ると、そこから放ったボールを相手DFの頭に合わせられ失点・・・。これで1-2。同点を狙う山雅はDF川上を前線に入れるなど最後まで攻めたのだがあと一歩届かず、結局ホームでリーグ2敗目を喫することとなった。
試合終了のホイッスルと同時に抱き合って喜ぶJSCベンチを横目に見ながらうなだれて歩く山雅戦士たち。優勝争いのライバルに再びホームで敗れるという厳しい現実を突きつけられたわけだが、気持ちを切り替えて残るリーグ戦を戦ってほしいと思う。