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【高血圧について③】
高血圧が長く続くと、
最終的に心臓病や脳卒中を引き起こす
高血圧自体は病気ではないですが、
血圧がいつも高い状態が
続いていることは病気です。
血管や心臓に過度な負担がかかる
↓
血管が傷んで硬くなる、血圧上昇に拍車
(動脈硬化)
↓
血管が切れたり詰まったりする
(心臓病、脳卒中)
ここまで行かないにしても、
高血圧の人は
心臓に負担がかかるので疲れやすい。
血管を流れる血液の圧力が高くなると、
つねに血管に刺激がかかって、
動脈(酸素を届ける血管)が
傷みやすくなるのが、大きな問題なんだ。
それと同時に、
血液を高い圧力で送り出しているのは心臓だから、
心臓が多くのエネルギーを必要とし、
疲れやすくなるんだね。
つまり高血圧は、
血管や心臓に障害をもたらすんだよ。
血圧の高い状態が長く続くと、
血管壁が厚くなり、
血管壁の内側は傷つきやすくなります。
傷ができると、
そこに血液中のコレステロールなどが
沈着していき、血管の内側が狭くなります。
また、壁が厚くなってもろくなります。(動脈硬化)
動脈硬化が進むと、
血液がながれにくくなるため、
心臓はより強い力で血液を送り出します。
このため、血圧がさらに上がり、
動脈硬化も進むという悪循環が起きます。
その結果、臓器障害が起こります。
血圧が長時間高い状態が続くということは、
血管に長時間その力がかかり続けるということです。
そして、その力に耐えきれなくなり血管が破れたり、
動脈硬化を起こしてもろくなったりするのです。
その結果、脳梗塞や脳内出血あるいは
心筋梗塞といった病気が起こります。
さらに、腎不全などの合併症もあります。
とはいえ、高血圧の人は多いという事実
統計データによると
・男性の6割、女性の4割が高血圧(40~74歳)
・高血圧と言われた人は3人に1人
平成18年国民健康・栄養調査によると
高血圧の人が約50%を超えるのは
男性で50代(59.2%)、
女性では60代(57.6%)、
70歳以上になると、男性では約71.4%が、
女性では約73.1%が高血圧となっている。
医療機関や健診で「高血圧」
といわれたことがある者の割合は、
男性37.2%、女性31.3%で あり、
平成12年に比べて男女とも増加している。
また、高血圧といわれたことがある者のうち、
過去から現在にかけて継続的に
治療を受けている者の割合は、
男性66.2%、女性74.4%である。
じゃ、どうするか?
危険因子を減らした生活でしょ!
生活習慣を見直して高血圧予防
危険因子を知り、それに注意することで、
血圧はある程度コントロールできるのです。
・禁煙
・飲酒はほどほどに
・適度な有酸素運動(肥満予防、ストレス解消)
・睡眠(睡眠時間と睡眠の質が大事)
・食事(バランス、減塩、濃い味付けをやめる)
・血圧を測る
生活習慣で考えなければいけないのが喫煙です。
たばこは、確実に動脈硬化を進め、
高血圧の原因となります。
喫煙者のそばにいる人も、副流煙がよくありません。
過度の飲酒習慣は、
高血圧を引き起こす原因になります。
また、お酒を飲むと、
塩分や脂肪分が多いおつまみに手がのびやすく、
食事量も多くなりがちです。
運動をすると、体内のホルモンや血液の量、
交感神経系の働きなどが
血圧を下げるように変化します。
高血圧対策として好ましい運動は、
散歩やジョギング、サイクリング、
水泳、テニス、ラジオ体操など、
有酸素運動と呼ばれるものです。
身体の中の糖分や脂肪分を、
酸素を使って分解してエネルギーとして用いる運動で、
たとえば1日30分の早歩きを3か月ほど
継続すると血圧低下の効果が現れてきます。
高血圧の予防には食事・食生活の改善は欠かせません。
バランスのとれた食事でミネラル・
ビタミン補給しましょう。
果物や生野菜に多く含まれるカリウムは
多少血圧を下げるといわれています。
ただ、このカリウムは腎臓が悪い方は
とりすぎないように注意が必要。

