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数日続いて天気の良くない日が続いてヒマなので、まとめて長襦袢を洗濯することに←なんでやねん
きものハンガーが足らない!
ちなみに着慣れているせいもあるのですが、私は長襦袢派です。なるべく汗は着物に移したくないためもあるからです。
長襦袢を着ておくと、暑い時期以外は下着と補整と長襦袢に汗をとどめておけるので、着物は丸洗いで済ませることが出来るから。
丸洗いはドライクリーニングなので油性の汚れは得意なのですが、汗などの水性の汚れは落ちません。それか汗抜きしてもらうしかありません。
汗は変色してかなり厄介です。
本当は着物には洗い張りがいいのですが、仕立て代がプラスされるのでお金がかかるため、よっぽどのサイズ直しが発生した時や、丸洗いが約3回以上の時だけいたします。
それで、何十年もやってきました。
で、もう気温も暑いなぁと感じ始めたので、袖無双の長襦袢をとりあえず第一段8枚洗濯機ドライコースでまとめて洗いました。すでに何度も洗っていますので色落ちや縮みの心配はありません。
よく正絹の長襦袢を洗濯機で洗うと言うと驚かれるのですが、縮みそうな生地、例えば楊柳のようなシボのある生地、お召などの強撚糸が使われていそうな生地は先に水通しをして縮めてから仕立てるなどしていればほとんど大丈夫です。
逆に長襦袢にガード加工しているものがありますが、水を弾いてきれいに洗えていないようで個人的には嫌い、やりすぎだと思っています。
それでもまだよくわからなかった数十年前は不安でしたが、今ではもう当たり前になっています。
心配な場合は、失敗してもいい長襦袢がありましたらテストしてみるのも良いでしょう。あくまで自己責任で。
半衿の色落ちが心配なものは外して、1枚1枚洗濯ネットに畳んで入れて、お湯ではなく水でシルクランドリー(すぐ蓋が壊れるので注意!)を使いドライコースで。乾燥機はNG。
終わればきものハンガーで室内干しして、アイロンがけしたい場合は半乾きの時に中温ですが、私は邪魔くさいのでかけません
たかはしきもの工房の本に詳しく書いてあります。この本いいですよ!よかったら参考に。
本当は本に書いているように丁寧にしたらいいのですが、ええ加減な性格なもんでだいぶ端折ってます
ついこの前のお茶会には白の紋紗の正絹長襦袢を着ていたのですが、汗をかいたのでこれも一緒に洗いました。放って置いたら黄ばみの原因にもなりますし、臭い出したら嫌ですもの。
一緒にいた方に質問されたのですが、夏襦袢であっても半衿など見える所は時節に合ったもを使います。もちろんこの時は白塩瀬です。
夏襦袢だからと言って夏物半衿を付けなければいけないことはないんです。
日本はこの頃、春と秋がなくなって冬か夏しかないんじゃないかと思ったりして、だったら着物も袷か夏物の着物半々がいいのかと考えたり、
でも中間の気温の時もあるのでやっぱり単衣仕立ての着物も必要だし…と思ったり。
最近の風潮で全部単衣仕立てにされる方もいらっしゃいますが、やっぱり冬は寒い!
結局きものの季節は私は気温で判断するようになりました。
何月から何月と考えず着ていて快適なように。暑ければ薄着 寒ければ重ね着や着込んでと、いつも洋服でしているように。
また、厚みのある生地の着物でしたら単衣仕立てでも冬、大島紬のような使われている糸が細く繊細な生地の場合は袷で中間季節まで着たりと、生地で判断しています。
それプラス、長襦袢の袷仕立て、単衣仕立て、もしくは夏生地(麻や紋紗)で温度調整です。
結局洋服でも自然にみんなしていることなんですが。
でもそんなに着物や襦袢を持っていない場合は、下着で工夫できます。
各々の体の感じ方で、上手く洋服の時の下着を使うのも全然構いませんので、(サラファインやヒートテック、レギンスやステテコなど)上手く工夫してください。
人にもよりますが、女性の着物は帯がありますから上半身暑く、反対に下半身は寒く感じられることが多いと思います。
きものの時期や仕立て替え、洗濯の質問を数人の方にたずねられたので、書いてみました
大河ドラマ “光る君へ” を見ていて藤原道長がまひろ(紫式部)を看病する時、狩衣の袖の紐をくくって首に掛けて腕まくりするところに、ああやって使うんだとキュンキュンしました。おもしろい たすき掛けみたい
変なおばさんやね
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