大阪府寝屋川市で和める個人のきもの教室をしています
「ささらきもの着付け教室」の三木やすよです。
教室のこと、きもののそうなんだ~と思うこと、日々のとりとめのないことを、つれづれに書いています。どうぞお付き合いくださいませ。
急に気温が上がるそうですね。
この感じだと桜も🌸早く咲くのでしょうね。
もう厚めの木綿着物も片付けて良い時期と思い、
家には洗濯ネット4枚あるので、洗濯機のドライコースでガラガラ第一弾。
その後は室内干しで、しっかり乾ききるまで丸1日以上吊り下げて。
木綿着物は基本単衣仕立てなので洗えます。また長時間吊っておいても大丈夫。
ただ水通ししていないものは、5%から20%縮みますから注意してください。仕立てるときに必ず水通しをしてもらいましょう。
ーー袷の着物の場合は表地と裏地の伸び縮みの具合が違って洗うことはお勧めしませんし、また着た後に吊るしておくだけでも片方の生地がダラリと伸びて袋状になるので、長時間は避けてくださいね。ーー
洗った後、きものハンガーに吊るすと着物の水分が布の下に移動して、ちょうどいい錘にもなって上手くいけばアイロンも少なくて済みます。
シワが気になる場合は半乾きの時に裏からアイロンをかけますが、生地によってテカリが出る場合もあるので、まずは裏から試してください。
当て布をした方がいいのですが、なかなかシワが取れず難しいです。
長襦袢は、楊柳以外は絹でも洗濯機で洗ってしまいます。怖がらなくてもさほど縮みません。
半襦袢にはなりませんから 笑
木綿も洗剤はシルクランドリーがお勧めですが、オシャレ着洗いでも十分だと思います。
手織りの木綿はシルクランドリーとか、強そうな生地のものはオシャレ着洗いとか使い分けています。
乾いたら丁寧に畳んで、他の着物の下に置いて、ある意味寝押し状態。
そうすれば脇縫いなどの膨らみもしっかり治ります。
着物って邪魔くさいです。
その邪魔くささがある意味かわいくて、ハマる一因だと思っています。