教室のこと、きもののそうなんだ~と思うこと、日々のとりとめのないことを、つれづれに書いています。どうぞお付き合いくださいませ
茶道のお稽古の後に「茶の湯」展へ (京都国立博物館)
4日までなのでギリギリでした。
茶道は習って何年も経つのに、なかなか着物ほど情熱を注げなかったのですが、やっと奥深さがわかってきたような...
今までの私なら、すーっと眺めて終わるところだったのに、音声ガイドを借りて、3時間以上眺めてました。
午前に貴人点てのお稽古もしていましたので、展示している絵の中に貴人台の多いことに気がつき、皆さんお偉い方だからとひとりで納得。
一番印象に残ったのは、「青磁茶碗 馬蝗絆」
足利義政が所持することになった美しい青磁茶碗に底にひび割れがあったため、これを中国に送って代わりを求めたところ、ひび割れを鎹(かすがい)で止めて日本に送り返してきたって!
ええんかいな!
理由はもうこんな美しい青磁茶碗は作れないってことで、、、大きな蝗(いなご)のように見える鎹が打たれてました。
平日なのに人も多く、茶道ファンの多さにびっくりです。
で、だいたいいつも茶道のお稽古は、
汚してもいいように木綿きものでお稽古してます。
下手なので、結構膝の上に水滴をこぼしてしまうんです。
先生はお稽古の時は何を着てもいいというお考えの方。
それより、きものという事だけで喜んでくださる。
好きだわー
片貝木綿に和更紗文様の着物を名古屋帯にリメイクしたもの。
半衿も綿ですかわいいでしょ
問題は、着ている長襦袢は、母の絽の訪問着を小紋に染め替えしたのを、やっぱり気に入らなくて、長襦袢に縫い変えたもの。
絽だから夏用ねと言いたいところだけど、着てみたら生地が良すぎて暑かったので、今ぐらいの気候がちょうどよいとわかって着ています。
何ならどの長襦袢よりも暖かい感じで、仕立てる時、洗濯機でガラガラ回したので、洗っても、もう縮まないし
これを茶道の大先生に見せたら褒めてくださいました。
実は、20年前???ぐらいに茶道だけでなく仕立ても指導していただいたんですよ。